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佐治敬三と開高健 最強のふたり
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2015/06/01 |
| JAN | 9784062186124 |
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佐治敬三と開高健 最強のふたり
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商品レビュー
4.2
21件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サントリーがまだ寿屋と呼ばれていた時代から、意外(というか知られざると言っても良いか)と思える「ふたり」の出会い。 サントリーの歴史、鳥井家、佐治家を知る上でも大変貴重と思われる。 随所に出てくる「やってみなはれ!」の実例がやはりサントリーらしくて良い。 「生涯コールサントリー」を貫くためにも、たまに見返したい一冊。
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●本の概要・感想 サントリーのウイスキーを世界に知らしめた男、佐治敬三。サントリーの勤務中、芥川賞を受賞した作家、開高健。二人の一生とその交友についてまとめた作品。偉人の二人の生涯は読み物として大変おもしろい。話の構成もも工夫されている。本の序盤は敬三がビール事業に挑戦するとこ...
●本の概要・感想 サントリーのウイスキーを世界に知らしめた男、佐治敬三。サントリーの勤務中、芥川賞を受賞した作家、開高健。二人の一生とその交友についてまとめた作品。偉人の二人の生涯は読み物として大変おもしろい。話の構成もも工夫されている。本の序盤は敬三がビール事業に挑戦するところから始まる。一度は会社として大敗した戦に再び挑む、激動の時期である。そのように、時系列の構築の仕方が巧みであり、作家の手腕が伺える。二人のおもろくて最強の大阪のおっさんを知ることができてよかった。 ●本の面白かった点、学びになった点 *今や飲料メーカー最大の企業となっているサントリーが、もとはキリンやアサヒよりも小さい企業であったこと ・2020年現在、飲料水の国内売上ナンバーワンのメーカーはサントリーである。そこにアサヒ、キリンと続く。昔はサントリーがアサヒとキリンを追いかける形だった ・戦後で全てがリセットされた影響もあるだろうが、チャレンジ精神で元々の巨匠を追い越しているのはすごい *日本ウイスキーをマッサンとサントリー創業者が作った。そのウイスキーを世界レベルまで広めたのが佐治敬三 *開高健という人の生き方 ・学生結婚。もがきながら妻のアテを頼ってサントリーに入社。自分で考えたおもろいことを続々とやる ・会社員として働きながら執筆活動を続けて、芥川賞を受賞するまでに ・生きるとはどういうことか、人とはどういう存在か、その問いを追い続けた。ベトナム戦争に取材に行き、その後も世界各地を回った ・常におもしろおかしくしゃべる *佐治敬三「やってみなはれ」の精神 *北康利氏が佐治敬三について本を書こうとしている過程で、自然と開高健と合わせた本にしたくなったこと ・元から、変わったプロットの本だと思っていた。偉人の生い立ちや人生をまとめた本は少なくないが、コンビで書かれている本は少ないはずだ ・あとがきによると、まず作者は「佐治敬三」について書こうと思ったのだという。佐治敬三について語るには、自然と開高健について語る必要ができてきた *ただ売るということではなく、文化の水準を上げるという志の高さ ・サントリーの広告やウイスキーはただの嗜好品ではなく、日本人の志向性や行動習慣を変えるちょっとした礎のようにもなった ・個人的にはお酒は飲まないが「文化を変える」という志は、BtoC事業を行う企業には必要だろうな ●読んだきっかけ オーディオブックのセール
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※このレビューにはネタバレを含みます
サントリー二代目社長・佐治敬三氏と、同社社員であり芥川賞作家である開高健氏との物語。 戦後から高度経済成長期の熱気が、「浪速商人」たる二人の活き活きとした姿から、浮かび上がるかのような描写で、非常に勢いよくどんどん読み進めることが出来ました。 史実を単純にトレースするだけでなく、要所要所に筆者の思いや考えも吐露されるのですが、私にはよく的を射ているように思え、それもまた本書を魅力的にしているように思えます。 同様に、他文献からの引用も要所要所で素晴らしく思えました。 他文献からの引用ですが(つまり北氏ご本人の言ではないですが)、如何にも印象的だった一節が以下。 「佐治や開高は広告の技術で酒を売っていたのでなく、客を壁際に押し付けても金をふんだくってやるという気迫で、ウイスキーを日本全国に普及させて射たのではないか。」 「みんなが『狂』の時代でした。何かに取り憑かれるように仕事をしていた。だが、誰かに怒られるから仕事をしようというのでなく、さりとてやれねばならないと目を釣り上げたわけでもない。周りの『狂』の気分に同化してしまっていていつの間にか働いていたんだ」 また機を見て読み返すことになりそうです。
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