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幽女の如き怨むもの 講談社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2015/06/01 |
| JAN | 9784062930949 |
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幽女の如き怨むもの
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幽女の如き怨むもの
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商品レビュー
4.1
33件のお客様レビュー
ホラー×本格ミステリの草分け、刀城言耶シリーズ かなりボリューミーな内容だけど、巧みな怪異描写と読みやすい会話文のおかげでだいぶさくさく読めた 代表作「首無」と比較すると、物理トリック的な部分は後退し、オチもある程度察しがついてしまうものではあったが、運命に翻弄された遊女たちの姿...
ホラー×本格ミステリの草分け、刀城言耶シリーズ かなりボリューミーな内容だけど、巧みな怪異描写と読みやすい会話文のおかげでだいぶさくさく読めた 代表作「首無」と比較すると、物理トリック的な部分は後退し、オチもある程度察しがついてしまうものではあったが、運命に翻弄された遊女たちの姿は胸に迫るものがあった
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「刀城言耶」シリーズ“長編”第六弾。 今回の舞台は遊郭。 「遊郭」というと、江戸時代の吉原が思い浮かびますが、本作では昭和初期ーー戦前・戦中・戦後と三つの時代にまたがって、〈桃苑〉という廓町にある遊女屋で起こった不可解な身投げ事件を巡るお話でございます。 第一部は、遊女・初代...
「刀城言耶」シリーズ“長編”第六弾。 今回の舞台は遊郭。 「遊郭」というと、江戸時代の吉原が思い浮かびますが、本作では昭和初期ーー戦前・戦中・戦後と三つの時代にまたがって、〈桃苑〉という廓町にある遊女屋で起こった不可解な身投げ事件を巡るお話でございます。 第一部は、遊女・初代緋桜の日記(戦前〈金瓶梅楼〉) 第二部は、遊郭の女将・半藤優子の語り(戦中〈梅遊記楼〉) 第三部は、作家・佐古壮介の原稿(戦後〈梅園楼〉) ・・という、それぞれ異なった形式で構成されていて、いつものパターン(刀城言耶が直接現地で事件に巻き込まれる)とは毛色が異なる展開となっております。 (※因みに第四部は「刀城言耶の解釈」という言耶の推理パートとなっています) 屋号は時代ごとに変えているとはいえ、同じ妓楼で起こった身投げ事件の謎・・(しかもそれぞれ三度づづ、計九度の身投げという・・)、事故?自殺?他殺?はたまた“幽女”の呪いなのか・・? ふぅ・・どっぷりとのめり込んで読ませて頂きました。 特に第一部の、初代緋桜こと桜子の視点で綴られる、苦界の生活ぶりは、その過酷さと遊女たちの抱える事情の哀しさに、やるせない気持ちでいっぱいになりましたね。 とりわけ、月影さんが堕胎させられる場面は辛かったですし、桜子の父が娘に黙って廓に追借金をしていたことが判明したときは、“コラー!オトン!!娘を売るだけでは物足りず、追加で借金して娘の年季を延ばすなんて、マジであり得へんし(ꐦ°᷄д°᷅)!!”と、つい激オコしてしまいました(汗)。 そんな訳で物語の世界に没入しつつも、途中までは“今回は謎解き要素は薄めなのかな・・”と思いながら読んでいたのですが、第四部の言耶の推理パートでは、ちゃんとミステリとして楽しめたのでその辺も満足でございます。 結局“幽女”とは何だったのか、〈金瓶梅楼〉の女将や遣り手の“おばやん”がひた隠しにしていた事柄の真相は明確には解らないままでしたが、「追記」での“匂わせ”が、何とも言えない余韻を残した印象ですね。 ・・ということで、読み応えガッツリのホラー&ミステリin遊郭を堪能させて頂きました~。 さて、次は長編『碆霊の如き祀るもの』を読もうか、短編集『生霊の如き重るもの』にしようか、ワクワクしながら迷っております~。
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遊郭に入り、花魁となる少女の日記に始まり、内容の多くが遊郭と、その遊郭を通した事件のことで書かれています。そこのパートも普通に興味深く面白く読め、最後にはすっきりする謎解きからのプラスアルファ。今のところ読んだ、刀城言耶シリーズで一番か二番に面白かった一作です。
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