1,800円以上の注文で送料無料

生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後 岩波新書1549
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 新書
  • 1226-26-01

生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後 岩波新書1549

小熊英二(著者)

追加する に追加する

生きて帰ってきた男 ある日本兵の戦争と戦後 岩波新書1549

定価 ¥1,188

385 定価より803円(67%)おトク

獲得ポイント3P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:1/8(木)~1/13(火)

店舗到着予定:1/8(木)~1/13(火)

店舗受取目安:1/8(木)~1/13(火)

店舗到着予定

1/8(木)~1/13

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

1/8(木)~1/13(火)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2015/06/01
JAN 9784004315490

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

1/8(木)~1/13(火)

生きて帰ってきた男

¥385

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.4

69件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/02/13

 先に読んだ『民主と愛国』に記録されていた、小熊の父の戦争体験シベリア抑留記である。謙二は終戦間近に召集されたが、ほぼ丸腰で満州に送られ、実際の戦闘を体験することなく、終戦後シベリアの収容所で過酷な労働に従事させられた。謙二の語り口が極めてあっさりとしていて、想像を絶する艱難辛苦...

 先に読んだ『民主と愛国』に記録されていた、小熊の父の戦争体験シベリア抑留記である。謙二は終戦間近に召集されたが、ほぼ丸腰で満州に送られ、実際の戦闘を体験することなく、終戦後シベリアの収容所で過酷な労働に従事させられた。謙二の語り口が極めてあっさりとしていて、想像を絶する艱難辛苦も、「まあそんなもんだと思っていた亅と語られる。抑留から解放されて、彼自身も彼の家族も次々と苦難に見舞われるが、親族や友人の助けを借りて何とか生き延びる。その後、日本の経済発展に乗じて会社経営者となるも、自らの才覚を誇るでなくそういう時代の流れに乗っただけだと謙遜する。一線から退いて行ったのは、日本の戦後補償の枠組みから外された韓国人の補償請求裁判だった。一通り読み通して、まさにこれは昭和〜平成を生きた一人の日本人の他に例を見ない雄弁な記録であると思った。

Posted by ブクログ

2024/05/23

著者の父親を題材として、オーラルヒストリーの手法をとって戦前、戦後の日本の歴史を知識層ではない層から見たものとして記述。 中国派兵、シベリヤ抑留の後に日本に帰国して結核で片肺を失いながらも運と時勢をつかんでき、戦争時の体験をベースに元日本植民地の徴兵後の保証に関する社会運動に晩年...

著者の父親を題材として、オーラルヒストリーの手法をとって戦前、戦後の日本の歴史を知識層ではない層から見たものとして記述。 中国派兵、シベリヤ抑留の後に日本に帰国して結核で片肺を失いながらも運と時勢をつかんでき、戦争時の体験をベースに元日本植民地の徴兵後の保証に関する社会運動に晩年は携わる。時代にほんろうされつつも生きる逞しさおよび世の中の流れを社会学者としてわかりやすく背景描写を重ねている一級の資料。

Posted by ブクログ

2024/02/06

古本屋で何気なく手にして読み始めた。 小熊英二が社会学の英知を傾けて描いた父親の『自分史』である。社会状況や経験した事実を丹念に聴き取り丁寧に書いている、視点や文調が独特で新鮮だ。 戦争に明け暮れた昭和の混乱期、逆境を這いながら地道に生きた父親の人生を口承で辿った一人息子の計らい...

古本屋で何気なく手にして読み始めた。 小熊英二が社会学の英知を傾けて描いた父親の『自分史』である。社会状況や経験した事実を丹念に聴き取り丁寧に書いている、視点や文調が独特で新鮮だ。 戦争に明け暮れた昭和の混乱期、逆境を這いながら地道に生きた父親の人生を口承で辿った一人息子の計らいに共感を持って読むことができた。 小熊謙二の自分史であると同時に、日本が太平洋戦争に向かう時期から、敗戦、戦後の高度成長へ、そして現在までの推移を、一国民の目を通して語り表現した『社会史』でもある。 彼は敗色濃い満州に徴兵され、敗戦になり捕虜でシベリアに抑留され、帰国して結核で隔離病棟生活を経てスポーツ用品店の経営者となり、結婚し四人家族の長男に死なれ、残った一人息子の英二を育てる。 貧困と不運が重なり、人に迷惑をかけず補償など国には頼らず、波乱のなかを実直に生きた父の生涯を感情を抑えて冷静に描写している。 あの時代を生きた生活者への讃歌である。 小林秀雄賞の受賞は宜なるかなであり、自分も星五つの評価をした。 読みながら、地方の没落家系に育ち大企業の技術者から出征後零細事業者になり、妻や祖母と貧困に苦労し一人の娘を失い、事業税を払い続け軍人恩給の受給を拒み、子供たちを大学まで出した自分の父の切実な人生を思い胸を締め付けられた。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す