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恋と夏 ウィリアム・トレヴァー・コレクション
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恋と夏 ウィリアム・トレヴァー・コレクション

ウィリアム・トレヴァー(著者), 谷垣暁美(訳者)

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恋と夏 ウィリアム・トレヴァー・コレクション

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 2015/06/01
JAN 9784336059154

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商品レビュー

4.4

17件のお客様レビュー

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2025/06/12

中心となる物語が動き始めるのは、100頁を超えてから。それまでは、アイルランドの田舎町で日々起きる、傍から見たら何でもない、でも、当事者にとってはとても重大な、こまごまとした出来事が、周りの自然の音や匂いとともに、ち密に描かれる。 この、助走のような部分を、少しの忍耐をもって伴...

中心となる物語が動き始めるのは、100頁を超えてから。それまでは、アイルランドの田舎町で日々起きる、傍から見たら何でもない、でも、当事者にとってはとても重大な、こまごまとした出来事が、周りの自然の音や匂いとともに、ち密に描かれる。 この、助走のような部分を、少しの忍耐をもって伴奏すれば、いざ物語が動き出したときには、行ったことも見たこともないアイルランドの田舎町の、ある夏のひと時に、完全に自分を没入させることが出来る。 そしていざ動き出す、既婚女性エリーと青年フロリアンの淡い恋。出会った頃から、ハッピーエンドはなさそうな予感がひたひたと感じられるからこそ、2人の関係がうまくいってほしいと思うもどかしい気持ちが、頁をめくるごとに募っていく。 81歳の男性が書いたとは思えない、女性の心理描写のなんと巧みなことよ。

Posted by ブクログ

2021/07/07

特筆すべきは作者の優れた洞察力。 彼にかかれば老若男女、あらゆる人物の人生が現実のこととして読者の身に降りかかってくる。 生活の描写が細かく、丁寧なので、映画のスクリーンのように情景が浮かび上がってくる。(細かすぎて、いささか長く感じてしまうことは否めないが…) 夏という季節が与...

特筆すべきは作者の優れた洞察力。 彼にかかれば老若男女、あらゆる人物の人生が現実のこととして読者の身に降りかかってくる。 生活の描写が細かく、丁寧なので、映画のスクリーンのように情景が浮かび上がってくる。(細かすぎて、いささか長く感じてしまうことは否めないが…) 夏という季節が与える懐古的な魅力、エモーショナルさは万国共通な感覚なのだろうか。 80歳の男性作者が織りなす恋物語は、淡くて甘さは微かで、ビターなほろ苦さがある。御伽噺ではなく、どこまでも現実的な恋物語。それ故、エリーとフロリアンの恋は、理性を失わせる程ではなく、どこかお互いに引いてしまうところがあったりする。こちらとしては、ともすればヤキモキしてしまう登場人物たちの感情は、どこまでもリアルな人間を描いているからこそのものなのだ。達観した巧みな人間描写に、思わず唸ってしまう。 エリーとディラハンの会話は見事だった。はっきりと文字にはしないからこそ、滲み出てくる登場人物の苦悩。夜の静けさと、涼やかさの演出。 訳者のあとがきにもあったけど、登場人物と場所の結び付けと描写がとても上手い。 ウィリアム・トレヴァーとの出会いは期せずして長編の、しかも2015年時点での最新と銘打たれている本作だけれど、短編の人でもあるらしいから、早速「異国の出来事」も読んでみたい。 余談だけれど、北欧、帽子ときて、そのイメージにまんまと引きずられ、フロリアンのイメージはスナフキン。安直かも知れないけれど、私の中ではスナフキン。

Posted by ブクログ

2021/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作者は80代。 こういうのが書けるのが、驚き。 出会いの順番が違っていたら…と思う一方で、ついて行ってもその恋は長続きするのかという捻くれた気持ちも。何年も同じ気持ちでいられるのだろうか。 旦那さんは優しいし、これは捨てにくいよね。 でも、好きでもないし。 夏がきたら、彼を思い出す。 そういう恋もあり。

Posted by ブクログ