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湿地 創元推理文庫
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湿地 創元推理文庫

アーナルデュル・インドリダソン(著者), 柳沢由実子(訳者)

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湿地 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2015/05/29
JAN 9784488266035

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商品レビュー

3.8

67件のお客様レビュー

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2024/08/06

エーレンデュルシリーズ。湿地にあるアパートにて老人が殺された。典型的なアイスランドの殺人だが残されたメッセージが様相を変える。被害者の過去がわかるにつれて陰鬱な真相が明らかになる。 オーソドックスな警察小説。丁寧に話が進むが最後の最後まで薄暗く陰惨な雰囲気が続く。ブルーになりたい...

エーレンデュルシリーズ。湿地にあるアパートにて老人が殺された。典型的なアイスランドの殺人だが残されたメッセージが様相を変える。被害者の過去がわかるにつれて陰鬱な真相が明らかになる。 オーソドックスな警察小説。丁寧に話が進むが最後の最後まで薄暗く陰惨な雰囲気が続く。ブルーになりたいときにはこれを読めばいい

Posted by ブクログ

2024/07/21

2024.07.21 アイスランドの人口を知ってびっくり。 そのことはおいておいて、オーソドックスかつ丁寧に描かれた犯罪小説、警察小説。

Posted by ブクログ

2024/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

原作は2000年、日本語版は2012年、そしてこの文庫が2015年。そこから約10年経って読んでいる。なんか勝手に歴史を感じる。 でもまあ、舞台が2001年のアイスランドなのはなにか理由があるのかと思ったら単に書かれた時期だったというのが分かったので、調べて良かった。 アイスランド文学を読んだのは初めてかもしれない。翻訳自体はアイスランド語 > スウェーデン語 > 日本語らしい。アイスランドとスウェーデンがどのくらい違うのか似てるのか知らないが、通貨であるクローネはアイスランドとスウェーデンどちらでも通用するので、英語とかよりはニュアンスがキープされやすいのかもしれない。 あとがきにもあったが、著者自身もスウェーデン語翻訳のクオリティは高いのでそこから翻訳されるのは良いことだと喜んだらしい。 ミステリー小説ではあるが、大どんでん返しとかあっと驚く展開とか、刑事と犯罪者のライバルとかそういうのが出てくるわけではなく、中年のタバコを吸いまくる刑事が、同僚に皮肉や文句を言われ、麻薬中毒の娘と喧嘩をしながら淡々と着実に調査をしていき、しっかりと結果をあげていくという作品。 この著者の作品は安心して読めそうだな。 というわけで本編ネタバレ感想。 アイスランドが舞台なので、登場人物の名前がかっこいい。シグルデュル、エーレンデュル、エリンボルク… ただ、地名も名前と似たような響きに聞こえて、地名なのか名前なのかいまいちわからないときが多い。 死体のそばに置かれていたメモに書いてあった3つの単語、という、作品の根幹を為す重要キーワードに思えたが、最後が「あいつ」というだけで他がわからない。なぜ隠す?単語自体がネタバレになってしまうとかかな? それとも自分の読み方が単に斜め読みすぎて読み飛ばしたのか?と何度か最初あたりを読み直したが、やっぱりなくて、真ん中あたりでようやく出てきた。「おれはあいつ」。3つじゃねーじゃねーか!まあ、そこは翻訳なのでしゃーない。 というか、確かにこの単語は色々と彷彿させてしまう。 犯罪者が山ほど出てくるが、保険金詐欺と殺人に関与して刑期4年とか、なんか短い気がする。他の犯罪者もなんか処罰が軽いし、女性被害が泣き寝入りというのが多い模様。これが00年代のアイスランドだったということか?そしてあとがきにもある通り、女性への暴行描写がやたらと詳しい。いや、やり方とかではなく、心理的に。でもこれは著者があえてやっていることらしい。こういうやり方をすること絵、問題定義も含んでいると。女性たちが救われるわけではないが、主人公はとにかく大事に丁寧に対応していて、逆にクソ男どもにはそれなりの対応をしてくれるので読んでて安心する。 ちょうど半分くらいでタイトルの「湿地」が出てきた。が、最後まで読んで思い返すと、あんまり事件には関係なかったのではという感じ。でも、この事件自体がなんか湿度高めというかじゅくじゅくしているニオイがするので、良いタイトルなのかもしれない。 合間合間で主人公とその娘さんの、全く穏やかではない日常が挟まれるので、この娘さんも実は事件に関与があるのか…?と途中までは思っていたが、単に主人公についての深堀りをさせるためだけの存在なんだろうなというのが途中でわかった。でも麻薬中毒で、悪い奴らと付き合いがあり、借金もしているこの娘さん、なぜか憎めない… そして主人公自体もタバコ吸いまくりでずっと真顔なイメージがあり、部下が言う通り確かに事件と全然関係なさそうな調査ばかりさせてる感じはしたけど、どの調査も外れがなく、着実に真実に突き進んでいるため、少なくとも読者側としては信頼度がバンバン上がっていく。ただ、もうちょっと部下に説明はした方がいいんじゃないかな… 市民にはだいぶ優しいけど、部下との会話では突然話を終わらせてどっか行ったり、上から命令を押し付けたりしがち。危うい。 まあ、そんなのが吹き飛ぶくらいの悪徳警察官も出てくるから気にならんけど。 事件自体は最初の方の流れでは想像できなかった、遺伝子欠陥の話で、最後で一気に回収される。すんなり理解できて読書体験的には気持ちいいが、真相はとても切ない。小さい子が病気で亡くなるのはきついよー。 主人公と娘さんの関係性は良くなったっぽいが、続編でまた悪化してたりしそうだな。

Posted by ブクログ

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