世界を平和にするためのささやかな提案 14歳の世渡り術

黒柳徹子(著者), 中川翔子(著者), 伊勢崎賢治(著者), 木村草太(著者), ヨシタケシンスケ(著者), サヘル・ローズ(著者)

• 販売会社／発売会社: 河出書房新社
• 発売年月日: 2015/05/01
• JAN: 9784309616940

商品レビュー

2025/07/27

図書館でたまたま目に入ったので、読んでみた。
読み始めて気がついたが、10代向けの本だった。
10代が読むための本であるが、多くのあらゆる分野での著名な大人たちが自分事として平和を考えてみる本でもあり、執筆者自身のための本でもある気がした。
結局のところ、一人一人が自分事として考えることが、ありふれている答えのようで一番大切な第一歩なのかもしれない。

「本を読んでフマジメになろう」「他にやりようがある、と思える世の中にする」の2編が、自分の関心に近くて特に良かった。人は、マジメに「この道しかない」と思い込んだときから危ないのだと思う......それを、「本当にこの道しかないの？」と言えるために本を読みフマジメになりたい。

それから、最果タヒさんの詩を初めて読んだが、すべてを理解できなかったながらもなんだか心に残った。

2024/08/23

子供に読ませたい。ってか、子供向けの本。

ささやかな提案しか出来ないし、
ささやかな事しか出来なくて。

平和って本当に大切なことなのに、
平和ボケしちゃっていけないなと思った。

2022/08/12

様々な業界に属する22人の著名人が“平和”について述べた本。 読書好きとしては、池澤春菜さんの文章がとても印象に残りました。 「みんながたくさん本を読めば世界は平和に近づく」 僕も本気でそう思っています。 違うということを知ること、同じであることを知ること 今も昔も、宇宙の果ても、次元の向こうも、人の考えることは全部、本の中にはある。