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幽霊塔
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2015/05/01 |
| JAN | 9784000254199 |
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幽霊塔
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商品レビュー
3.9
77件のお客様レビュー
黒岩涙香の海外文学の翻訳を、江戸川乱歩がリライトしたもの。巻頭に宮崎駿のマンガが載っていて、本作の思い出と解説が語られている。 宮崎アニメに多大な影響を与えたということで満を持して読んだ。本作を読むにあたって、新潮文庫の短編集二冊と、三島由紀夫が戯曲のためにリライトした『黒蜥蜴』...
黒岩涙香の海外文学の翻訳を、江戸川乱歩がリライトしたもの。巻頭に宮崎駿のマンガが載っていて、本作の思い出と解説が語られている。 宮崎アニメに多大な影響を与えたということで満を持して読んだ。本作を読むにあたって、新潮文庫の短編集二冊と、三島由紀夫が戯曲のためにリライトした『黒蜥蜴』を読んだので、すっかり乱歩ファンである。 それでも前半は読んでいて少し辛かった。宮﨑氏も「通俗文化」と評しているが、雑誌の連載小説なので読者の気を惹くために、あの手この手で引っ張る。数ページ毎に「これが後に世にも奇怪な事件に繋がっていようとは、その時の私は知る由もなかった。」的な文句が出てくるので、通して読んでいると辟易してくる。(古典なので当たり前だが)現代の感覚で読むとストーリーもご都合主義過ぎて何だか笑ってしまう。家に虎は凄い。 しかし!後半は怪奇譚としての魅力が爆発していて、まんまと小説世界に引き込まれた。意外と時計塔の場面は少ないのだが、魅惑的な舞台と人物が次々に現れ、乱歩のサービス精神を感じると共に、想像力を掻き立てるアイデアが随所に盛り込まれていて、読んでいてワクワクさせる。 昨今の考察文化ではストーリー作りの巧みさばかりが取り上げられがちだが、アイデアやイメージの素晴らしさで勝負しているのが逆に新鮮に感じられた。難しく考えずに楽しめる。本来娯楽とはこうあるべきなのだと思う。たぶん。
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昭和の初めくらいに書かれたとは思えない冒険譚。こういう発想が当時でもよくあったのか江戸川乱歩が凄いのかは分からないけど、当時の人は現代人以上に読んでてワクワクしたことだろう。宮崎駿さんがハマったのも頷ける。 巻頭で宮崎さんが書いた漫画を読んだせいもあってか、「ホホホ」の笑い方が妙...
昭和の初めくらいに書かれたとは思えない冒険譚。こういう発想が当時でもよくあったのか江戸川乱歩が凄いのかは分からないけど、当時の人は現代人以上に読んでてワクワクしたことだろう。宮崎駿さんがハマったのも頷ける。 巻頭で宮崎さんが書いた漫画を読んだせいもあってか、「ホホホ」の笑い方が妙に気になった。
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大好きな宮崎駿監督の大切な本は、三鷹のジブリの森美術館を訪れる度に何冊か購入することにしており、これもその一冊。 江戸川乱歩作品は小学生の頃の私の本読みの礎を創った。宮崎駿監督がこの本に魅せられ「カリオストロの城」を作ったとは素敵。 コンテ絵もあり、贅沢。
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