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失われた時を求めて(8) ソドムとゴモラ Ⅰ 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2015/05/18 |
| JAN | 9784003751176 |
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失われた時を求めて(8)
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失われた時を求めて(8)
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
シャルリュス、ジュビアンの関係から同性愛が考察され、ユダヤ人の立場ともオーバラップする描き方、やはり流石の芸当。プルースト自身がそうであったが、「解説」によるとオートフィクションや私小説的立場をとることなく「わたし」以外の登場人物に要素をバラけさせることで、「自己を差別さ...
シャルリュス、ジュビアンの関係から同性愛が考察され、ユダヤ人の立場ともオーバラップする描き方、やはり流石の芸当。プルースト自身がそうであったが、「解説」によるとオートフィクションや私小説的立場をとることなく「わたし」以外の登場人物に要素をバラけさせることで、「自己を差別される客体」としたとある。なるほどな解釈。アルベルチーヌに対する疑念も含め、前のゲルマント3つより、読み応えがあった。
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華やかなサロン、ゲルマントへの再旅行を舞台に、同性愛について語られ始める。 ユダヤ人差別も併せて静かに描かれる。
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七巻を読み終わって、お腹いっぱいになったので五ヶ月のインターバルを設けた。 また読み始めるとするか、と思い腰を上げで本巻を読み始めた。 わりと、登場人物も覚えていて、ブランクを感じなかったけれど、ところどころ意味がのみこめずに、読んでいるのに読んでない感覚になることがある。そうい...
七巻を読み終わって、お腹いっぱいになったので五ヶ月のインターバルを設けた。 また読み始めるとするか、と思い腰を上げで本巻を読み始めた。 わりと、登場人物も覚えていて、ブランクを感じなかったけれど、ところどころ意味がのみこめずに、読んでいるのに読んでない感覚になることがある。そういう時は、二度三度繰り返し読むけれども、それでも意味が掴めないところもある。 しかし、なぜかページをめくる手がとまらない。 回りくどい描写や、ピンとこない比喩も噛み砕くようにして丁寧に読むと、頭の中にじわりと味わいのようなものが広がる。 十九世紀末のフランスなんて、想像すらできないはずなのに、貴族の館の様子や服装、避暑地の海岸に打ち寄せる波の音、馬車が行き交う街の喧騒などを想像できてしまう。 何より登場人物たちがリアルだ。完全な悪人や善人はおらず、場所や相手によって善人にもなれば、いやなやつにもなる。現代にもいそうな人たちばかりだ。 題材は縁遠いものではあり、筋に起伏があるわけではないが、顕微鏡で貴族社会をのぞいているかのような、背徳感が読ませるのかもしれないと思う。
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