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北斗 ある殺人者の回心 集英社文庫
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北斗 ある殺人者の回心 集英社文庫

石田衣良(著者)

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北斗 ある殺人者の回心 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2015/04/01
JAN 9784087453027

北斗

¥110

商品レビュー

4.1

63件のお客様レビュー

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2024/10/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今年はまだあまり読めてないですが、今年1番じゃないかなと。読み始めると話に入り込み…北斗の幸せを願い、最後まで裁判を見届けました。 以前死刑制度について書かれた本を読んだ事を思い出しました。きっと北斗は毎日被害者を思い出し、反省し、裁判長に言われた通り、日々罪を償い生きていく。きっとこれが本当の償いなのではないかなと私は思います。 虐待、復讐、死刑制度、様々な事を考えさせられるとても重い一冊でしたが、本当に読んで良かったと思います。

Posted by ブクログ

2024/09/19

 上司の勧めで読んでみた。今年に入って既に百冊近い本を読んだが、その中でも五本、否、三本の指に入る傑作中の傑作であった。  この世全ての不幸を煮詰めて凝縮した果てで、取り返しのつかない罪を犯し無辜の人々から怨まれ死を願われる。主人公・北斗は自身生きる意味を見失い、態と己の不利に...

 上司の勧めで読んでみた。今年に入って既に百冊近い本を読んだが、その中でも五本、否、三本の指に入る傑作中の傑作であった。  この世全ての不幸を煮詰めて凝縮した果てで、取り返しのつかない罪を犯し無辜の人々から怨まれ死を願われる。主人公・北斗は自身生きる意味を見失い、態と己の不利になるように振る舞うが、それでも北斗を生かす為に死力を尽くす人達が居た。  これ以上無い不幸のどん底で、それでも生を勝ち取る意味とは。生半可な覚悟では迚も読めない。本作の読者は北斗と共に主題に真剣に立ち向かう意志を要する。

Posted by ブクログ

2024/08/13

一生続く地獄の中に時折見せる人の温かみが心に沁みました。自分が思ってるよりも、周りには自分の力になりたい、そう考えてくれてる人がいる。北斗のこの先の人生に幸せだと思えることだけが起こるといいのに。 読むのにすごくエネルギーが必要で今すごく疲れてます。でも読んでよかった

Posted by ブクログ

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