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奇面館の殺人(下) 講談社文庫
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奇面館の殺人(下) 講談社文庫

綾辻行人(著者)

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奇面館の殺人(下) 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/04/01
JAN 9784062930840

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奇面館の殺人(下)

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商品レビュー

3.8

143件のお客様レビュー

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2025/12/14

館シリーズ、9館目。 かつては古今東西の仮面の一大コレクションが所蔵されていたという館、奇面館。 そこでは世にも珍しい、とある会が催されており、招待客である奇面館主人の前では、招待客も使用人も全員仮面で顔を隠さなければならない。一夜明けると当の主人と思われる人物が殺害されていた...

館シリーズ、9館目。 かつては古今東西の仮面の一大コレクションが所蔵されていたという館、奇面館。 そこでは世にも珍しい、とある会が催されており、招待客である奇面館主人の前では、招待客も使用人も全員仮面で顔を隠さなければならない。一夜明けると当の主人と思われる人物が殺害されていた。 読み始めてすぐ、あれ…?ってなったけれど、気にせずそのまま読み進めた。 序盤、〇〇館との繋がりが見えるような仕掛けに思わずニヤリ。 館シリーズ至上一番グロいのでは…?と思える殺人の描写に震えた(((:(꒪꒫꒪ ):))) しばらく、あれ(調理器具)は見たくない…! 設定がとにかく面白くて。 こんなクローズド・サークルある??? 脳内で映像として想像したらシュールで笑えるꉂꉂ(ˊᗜˋ*) 普通に読んでいたら、ちんぷんかんぷんなので、メモを取ってメモを見ながら読み進めた。 今回はバッチリあの人も登場して、久しぶりの推理パートも堪能できて満足(*ˊ ˋ*) ちなみに、今回も真相は全然分からなかったです( 'ᵕ' ; ) 綾辻さん、読者の心理を操るのがうますぎるよ…! もう少しいろいろ起こってくれてもよかったし、もう少しドキドキハラハラを味わいたかった気もするけど、個人的には、好きな内容で楽しめたし、最後の最後にまで施されている、綾辻さんの仕掛けにも脱帽した。 全10作と言われている館シリーズ。 現時点で刊行されている作品はこれにて全て読了( ᵕᴗᵕ ) 10館目は双子館! 読める日が来るのを楽しみにしております♪ 《シリーズ好きな順》 ①十角館 ②時計館 ③暗黒館④迷路館 ⑤黒猫館⑥奇面館⑦水車館 ⑧びっくり館⑨人形館 ✎︎____________ あるんですねえ。そういうとんでもない、けれどもそこに何らかの意味を見出したくなるような、不思議な偶然が⋯⋯(p.93)

Posted by ブクログ

2025/12/12
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※このレビューにはネタバレを含みます

館シリーズ第9弾(下) 鹿谷門実の手によって、事件に対する正しい視点が提示されると、途端に目の前がすっとクリアになり、この不可解でおぞましい殺人の謎が解けていく。もちろん、しっかりと中村青司による館の謎も込みで。 改めて、このシリーズはすごいなぁと感じてしまう。 犯人の意外さと、会合の参加条件の意外さにびっくり。 そして「未来の仮面」の何とも言えない不気味さが残る。 楽しかった。読み切った。読み切った。 でも、ちょっとさみしいなぁ。 次作を待つのも、ワクワクが止まらないなぁ〜

Posted by ブクログ

2025/12/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ううむ。「館シリーズ」ということで期待度を上げすぎたかなという感想。 「顔と指を損壊するなんて、入れ替わり以外にどんな理由がある?」と不思議だったところに、それは納得のいく理由だったのですが、ちょっと趣向が優先してしまったのかな……という印象ですね( ˊᵕˋ ;) あとがきで、「人間が描けていない」文句に嫌気が差して、それならいっそ全員に画面を被せよう!というところが着想のはじまりとありましたが、「人間」が描かれていないと、私のような読者はいまいち作品に入り込めず……。 結局誰もが仮面を被っているせいで立体感がなく、あの秘密が明らかになった時も、「……それで?」となってしまったんですよねえ。読み進める中で、人物像がくっきりしてきていろいろ想像が膨らむからこそ、「意外な犯人」に驚くのだなと改めて実感しました。 どうやって〈奇面の間〉から移動したのか?という疑問も、「中村青司」が出てきてしまうとあぁそうですよねとなってしまい。。 綾辻先生は「館シリーズ」最後となる『双子館の殺人』を執筆中だそうですが、その完成をじっくりと待ちたいなと思います〜。

Posted by ブクログ