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奇面館の殺人(下) の商品レビュー

3.8

108件のお客様レビュー

  1. 5つ

    23

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2024/04/11

今回は鹿谷さんがゆっくりと丁寧に謎解きしてくれたので、大体はすんなりと理解できたのですが、最後の一番のトリックは、すぐには理解できませんでした。ただ読み進めていくうちにじわじわと理解できて、なんていうか、心地がよかったです。じわじわも良いね。今回も面白かったです!

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2024/03/29

『館』シリーズ第9段。 『奇面館』の主人・影山逸史が殺害された。 首と指10本を切断されて… そして、影山逸史に集められた、日向京助の代わりに参加した鹿谷門実を含めた6人はそれぞれの仮面を被らせられたまま… 鹿谷門実は真相を探り始める… 影山逸史は本当に殺害されたのか… ...

『館』シリーズ第9段。 『奇面館』の主人・影山逸史が殺害された。 首と指10本を切断されて… そして、影山逸史に集められた、日向京助の代わりに参加した鹿谷門実を含めた6人はそれぞれの仮面を被らせられたまま… 鹿谷門実は真相を探り始める… 影山逸史は本当に殺害されたのか… 確かに影山逸史は生きていた… そんなことだったなんて… でも、ヤマさんって、言われたら、山本とか、山崎とかって、思うけど… 同姓同名、生年月日も同じなんて… そんなにいるのだろうか⁇ なかなか思いつかない結末だった… 『館』シリーズ終了。 『館』シリーズはこれで終わりなんだろうか…

Posted byブクログ

2024/03/28

探偵役、作家鹿谷の明確な推理に促されて、なぜ6人が集められたのか、なぜ主人は殺されなければならなかったのか、謎解きが楽しめます。 ドッペルゲンガー的もうひとりの自分を探す。 生年月日が近い人の存在は、現実的。 登場人物の名前のトリック(なのかな)は、多少の無理があるかも。 館の...

探偵役、作家鹿谷の明確な推理に促されて、なぜ6人が集められたのか、なぜ主人は殺されなければならなかったのか、謎解きが楽しめます。 ドッペルゲンガー的もうひとりの自分を探す。 生年月日が近い人の存在は、現実的。 登場人物の名前のトリック(なのかな)は、多少の無理があるかも。 館の設計を考え、孤立状況を生み出し、殺人トリックを考える。ほんとうに大変なお仕事ですね。 私は、10年ほどの付き合いの友人がいまして、 共通の知人を介して知り合いました。 初めて会った時、お互いに あれ?って思っていたのですね。なんか似てるかもと。 すぐに名前が同じと知り、苗字も似てるので名前が80%ほど同じでした。 そして誕生日が、一日違い。時間にすれば24時間内の差でした。 徐々に知ってくると、家族構成が同じ。お互い一人っ子で、夫は転勤族、娘が二人。同じような人生パターンで、しかもあちらの方が数段ランクが上なんですけど。 お互い転々としたあと、偶然、同じ場所に来たと。 当然、趣味等も似通っているので、すでに遠距離友人ですが、それでも定期的に何処かの美術館で待ち合わせします。 とまあ、6人はいないけど自分に似た人は3人くらいは居そうですね。

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2024/03/16

面白くもあり、悲しくもあった 現行の館シリーズが終わってしまった でも達成感もある 最終作品双子館の殺人を楽しみに待つことにする

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2024/03/02

ついに明かされるトリック。そして犯人の動機とは、さらに犯人はどうやって犯行を成し遂げたのか、それら全てが明らかになる解決編です。 今回も非常に面白かったです。 しかしこれにて現在刊行中の館を読み終えてしまうことになるので、どこか寂しさすらも覚えました。 寂しさを感じるほどに館は崇...

ついに明かされるトリック。そして犯人の動機とは、さらに犯人はどうやって犯行を成し遂げたのか、それら全てが明らかになる解決編です。 今回も非常に面白かったです。 しかしこれにて現在刊行中の館を読み終えてしまうことになるので、どこか寂しさすらも覚えました。 寂しさを感じるほどに館は崇高でした。 この奇面館でもそんな素晴らしいトリックや世界観を表していました。 ここまで来たら是非最後までお読みください。

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2024/02/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2015年(発出2012年) 347ページ 鹿谷門実と一緒に推理していく過程が楽しめました。一つネタバレ。実は私も途中で日向京助犯人説を考えたのですが、これは否定されましたね。 推理小説って、文章から映像を、頭の中にクリアに想像できる人じゃなければ謎解きできないんじゃないかって、最近よく考えます。私はこういうクリアな想像力があまりなくて、だから図画工作の成績はからきしダメ。 この奇面館のカラクリを解くのが、なんというか無理筋すぎる。まあ、本格推理をするには早読みせずじっくり取り組む必要もあるとは思いますが。 下巻は読むのも爽快な推理が展開されます。 ま、ちょっと思うのは、これもネタバレ注意。 奇面館の主人・影山逸史の名前をもっとありふれた名前にしないと、いまいち説得力に欠けるかな。珍しい名前の部類じゃない? そして、読んでいて気持ちがいいのは、鹿谷門実の誘導で、自分も瞳子と同じところで分かったこと。読者へのサービス満点! 館シリーズ、読んでないのは『時計館』と『暗黒館』。いつになるかわからないけど、読むのが楽しみです。

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2023/12/23

十角館の殺人の実写映画化を記念して読了!というわけではないけど、上を読んでしばらく経ちつつ気になってたので。 同姓同名で同一誕生日が集まり、仮面をつけてひと時を過ごすという違和感しかない場面で起きた殺人事件。 館の秘密、犯人、動機、トリック・・というより鹿谷がどうやって解き明かし...

十角館の殺人の実写映画化を記念して読了!というわけではないけど、上を読んでしばらく経ちつつ気になってたので。 同姓同名で同一誕生日が集まり、仮面をつけてひと時を過ごすという違和感しかない場面で起きた殺人事件。 館の秘密、犯人、動機、トリック・・というより鹿谷がどうやって解き明かしていくかを辿るのが楽しい。 2015年だととっくにスマホが出てるはずだけど、そういったものがない状態での話の展開、古くも思えるけど心地よい。 319冊目読了。

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2023/12/18

仮面を被せた理由、手指を切った理由 色々考えさられた結果1番単純な理由だったけど納得 そして集められた人の共通点を知ってビックリ

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2023/11/21

面白かった。 好みの問題で、もっとロジカルロジカルしてる作品の方が好きかも。 ちょっと偶然がすぎるというか、、 それでも最後まで面白かったのはさすがでした。

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2023/09/24

この設定フェアなのか??? というのが正直なところ。 そしてややこしい。 娯楽として面白いは面白いんだけど。 ちょっと無理がない??って思いながら読み終わった。

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