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筆算をひろめた男 幕末明治の算数物語
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 臨川書店 |
発売年月日 | 2015/03/01 |
JAN | 9784653042259 |
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筆算をひろめた男
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
幕末明治の数学者・福田理軒の生涯について 知ることが出来ました。 塾(学校)を開いて筆算を教えていますが、 学制ができて経営不振になったり、 息子の福田半が陸軍参謀本部に出仕してから、 運命が下降します。 「清国地図密売事件」が発覚する前に、 福田半は退職するので、触れられていませんが、 書いて欲しかったです。 塾生の大島宗美のことも。
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期待せずに読んではみたが結構面白い本だった。 そもそも日本はそんなに遅れた国でもなく外からの教えも必要ないくらい独自に開発できるではないかという事実。 そして、福田理軒という男が、この国の算学を作ってきたがその割には報われた一生を終えられなかったという。日本人的結末に引...
期待せずに読んではみたが結構面白い本だった。 そもそも日本はそんなに遅れた国でもなく外からの教えも必要ないくらい独自に開発できるではないかという事実。 そして、福田理軒という男が、この国の算学を作ってきたがその割には報われた一生を終えられなかったという。日本人的結末に引かれた。 理軒という人がいたという事も知らずに算数という分野を学べるこの国は素晴らしいのかもしれない。 子供の質問 和算と洋算のどちらが優れ、どちらが劣っているか という問いに 理軒の言葉 数の計算というものは、どこにでもある。物があれば必ずそこに現象がある。現象があればそこに必ず数がある。その数は必ず一定の法則に従い数式をつくる。その原理は、世界中どこでも同じだ。どうして優劣があるというのか・・・・
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