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人間の証明 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2015/02/01 |
JAN | 9784041025994 |
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商品レビュー
3.9
32件のお客様レビュー
何かで面白いという評判を目にして読んでみた。時代設定は70年代か。ホテルのスカイレストランへ向かうエレベーター内で死亡した黒人男性の事件の謎を、西條八十の詩をキーワードに追っていく。情景描写が豊かで目に浮かぶように想像が膨らみ、実際に自分もその場にいるかのように感じられる。伏線...
何かで面白いという評判を目にして読んでみた。時代設定は70年代か。ホテルのスカイレストランへ向かうエレベーター内で死亡した黒人男性の事件の謎を、西條八十の詩をキーワードに追っていく。情景描写が豊かで目に浮かぶように想像が膨らみ、実際に自分もその場にいるかのように感じられる。伏線はここまで繋げるとやり過ぎに感じるが、これを差し引いても俄然面白い。失踪した妻の行方を、警察顔負けの捜査で真犯人まで辿り着いた小山田が凄い。因果応報は唯一ジョニーには当てはまらない点が切ない。
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今頃になって、初めて読みました 初めて読んだけれども、動機も犯人も知っています。 被害者が言った謎の言葉「ストウハ」の意味も知っています。 中学校の英語の先生が「アメリカ人の発音でストローハットと言っても、日本人の耳にはストウハと聞こえる」とネタバレしましたからな。 当時はネタバ...
今頃になって、初めて読みました 初めて読んだけれども、動機も犯人も知っています。 被害者が言った謎の言葉「ストウハ」の意味も知っています。 中学校の英語の先生が「アメリカ人の発音でストローハットと言っても、日本人の耳にはストウハと聞こえる」とネタバレしましたからな。 当時はネタバレに寛容だったので。 でも知っていたのはマスコミで流れた部分のみ。 実はいくつかの事件が縄を綯うように互いに絡みながら進んでいく話とは思いませんでした。 で、読んだ感想としては「因果応報」。 これに尽きると思います。 森村誠一と言えば社会派ミステリーで、社会はミステリーと言えば刑事が足で証拠をみつけていく話だと思っていましたが、この作品に関していえば、確かに社会派で、足で証拠を探していますが、ラッキーな偶然が多すぎます。 それというのもこの作品は、通奏低音として「因果応報」が存在しているからと思いました。 表立った意見の被害者と加害者だけではなく、関係者の心の中で消せない、事件とならなかった事件が、その無念を晴らすかのように偶然を連れてきたのかな、と。 作者あとがきで、当時この作品が「情念のミステリー」と言われていたことを知りましたが、確かにこれは情念の物語です。 黒人青年を殺した犯人は、今でいうサイコパスのように描かれていますが、多分心から大切にしていたのが黒人青年との日々だったのだと思います。 その後の人生は犯人にとって何の意味もない、興味もない、形だけの人生だったのかもしれない。 ただその形だけの人生が成功してしまったから、大切だった心から愛していた過去と形だけ成功した現在との相剋の中の一瞬の躊躇が、すべてを終わらせてしまったのではないでしょうか。 だとすると、哀しい物語だなあ。 ママは思い出しはしなかった。 だって忘れてなかったのだから。 読んだ気になってパスしなくてよかったなあ。
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kindle unlimitedにあったので読んでみた。 すごく昔に書かれた本だ。 本屋ではきっと手に取ることのない本も、 kindle unlimitedなら出会える。 (決して回し者ではない。) 全く違う場所での出来事が章ごとに書かれ、 やがて収束に向かう。どんどん読んでし...
kindle unlimitedにあったので読んでみた。 すごく昔に書かれた本だ。 本屋ではきっと手に取ることのない本も、 kindle unlimitedなら出会える。 (決して回し者ではない。) 全く違う場所での出来事が章ごとに書かれ、 やがて収束に向かう。どんどん読んでしまう。 読み終わってタイトルを見ると、胸が震えた。
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