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64(下) D県警シリーズ 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2015/02/01 |
| JAN | 9784167902933 |

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商品レビュー
4
371件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
多くの登場人物や、様々な事件・要素があったと思うけれど、どれも中途半端というか、あまり深掘りされないまま終わってしまった印象だった。 刑事部vs警務部の対立があるのはわかるけれど、三上の被害妄想じゃない? と思う部分も多く。そんなに邪推して生きてたら疲れそうだな、と。当たらずとも遠からずな部分はあるんだろうけど、警察ってそんなに身内の権力闘争ばかりやってられるほど暇なのか? 陰謀論は呑み込みやすいけれど、実際は陰謀や策略以外の偶発的な事情やタイミングも大きかったりするし。 三上が広報官として覚醒するあたりから読みやすくなるけれど、誘拐事件をリアルタイムでマスコミに情報を流すことは本当に必要なのかと思ってしまった。未成年、狂言の可能性、他の重大事件との関わり。それらが不確定なのに逐一マスコミに情報を与えることに意義があるのだろうか。少し古い時代の話なので、今のネット社会の視点で見ることは適切ではないと思うし、警察にも監視装置が必要だとは思う。でも、今の時代、報道は一生消せないデジタルタトゥーになるし、一瞬で人を社会的な死に追いやる事ができる。 何でもかんでもオープンにしてあとはマスコミの矜持にかけるのも、もう通用しないよなあと思った。 ロクヨンの犯人も娘の行方も、三上と奥さんの関係も、隠蔽の落とし前も、権力闘争の行方も、特に解決しないというか、もうちょっとオチをつけてもいい気がした。 登場人物もたくさん出てくる割に、みんなキャラが薄い。赤間いいキャラだったのに。二渡の思わせぶりは何だったの。広報の部下たちも今いちキャラが薄い。当時の自宅班や雨宮、地元記者たちも。 基本的に三上の妄想で他人の心情が語られるから答え合わせがないというか。で、結局何だったの? というまま終わってしまった。 あと時代のせいか、謎に美雲に厳しくてイラっとする。警察広報という仕事について、もう少し別の角度から見たかったかなあ。
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64(ロクヨン)と呼ばれる未解決の誘拐事件という大きなストーリーがありつつ、警察の内部の確執やマスコミとの軋轢が大部分を占める本作。 いわゆる"警察モノ"の堅さが苦手で自分では普段手に取らないけど、人にお勧めされて読んでみたら本当に面白かった!内容はもちろん文...
64(ロクヨン)と呼ばれる未解決の誘拐事件という大きなストーリーがありつつ、警察の内部の確執やマスコミとの軋轢が大部分を占める本作。 いわゆる"警察モノ"の堅さが苦手で自分では普段手に取らないけど、人にお勧めされて読んでみたら本当に面白かった!内容はもちろん文章も硬めで読みやすくはないものの、それ以上に展開が面白くて楽しめた。ラストで明かされる誘拐事件の真相は衝撃的で、上巻からの伏線が回収される感じがたまらなかった。
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骨太な警察小説。後半は臨場感があり一気に読んでしまった。ただ、わりと大きめの謎が読者の想像に委ねられており、最後は解決すると思って読んでいたのでそこだけすっきりしなかった。
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