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64(下) D県警シリーズ 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2015/02/01 |
JAN | 9784167902933 |
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4
346件のお客様レビュー
壮絶なドラマでした。 警察内部の紛争や記者クラブとの軋轢に対峙する描写は凄かったです。 主人公が、記者に対して真摯に向き合う姿に感動しました。
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面白さよりも不快さが消化しきれなかったことに強い印象を受けた。それに加えて、三上と二渡の関係にドラマがなくてがっくりした。 物語自体は読み進めやすいが2回は読まない。
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元刑事の広報官視点で描かれる警察小説 以下、公式のあらすじ -------------------- 元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。記者クラブと交通事故の匿名問題で揉める中、昭和64年に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件(ロクヨン)への警察庁長官視察...
元刑事の広報官視点で描かれる警察小説 以下、公式のあらすじ -------------------- 元刑事で一人娘が失踪中のD県警広報官・三上義信。記者クラブと交通事故の匿名問題で揉める中、昭和64年に起きたD県警史上最悪の翔子ちゃん誘拐殺人事件(ロクヨン)への警察庁長官視察が決定する。だが被害者遺族から長官の慰問を拒絶され、その理由を探ろうとする三上だが、刑事部から猛反発をくらう。長官視察をボイコットするという記者クラブ、刑事部と警務部の全面戦争、その狭間でD県警が抱える爆弾を突き止めた三上は、長官視察の本当の目的を知る。そして最大の危機に瀕するD県警をさらに揺るがす事件が??。かつてない驚愕、怒涛の展開、感涙の結末。組織と個人の相克を息つまる緊張感で描いた著者渾身の長編ミステリ。 -------------------- 様々な対立・対比構造がある 記者クラブと県警の広報室 同じ出版社でも地方の記者クラブと本社 刑事部と警務部 本庁と県警 キャリアとノンキャリ 同じ剣道部だった同期の二渡と三上 三上のプライベートにしても 失踪した娘に対する妻と夫 美人の妻と人並みの娘 以前に連続でかかってきた無言電話と、他の家でもかかってきたという証言 そして、下巻で起こる新たな誘拐事件と64との対比 不明な点が多くて課題も山積しているのに、序盤はなかなか新たな情報が出てこなかったり、事態がかえって悪い方に行ったりと、読んでいて結構ダレていたけれども 最後まで読むとものすごい良かった印象 様々な情報が最後には繋がりをもって物語を成しているのが美しい 序盤は警察庁長官の来訪に向けて、64の被害者遺族宅の前でぶら下がりの会見を行う手配 だが、加害者の実名報道の問題で記者クラブとは一悶着あり 64の遺族からも断られる状況 また、二渡も何かの命を受けて動いている様子 今は報道官だが、自分は刑事部に戻りたい未練との葛藤 自らの職責への疑問 キャリアプランのある人は明日のための仕事をしがち でも、本来は今の職務を全うする事に全力を尽くすべきなんだよな 三上のアイデンティティは刑事なのかどうか 刑事部からも警務部からも「元刑事」と揶揄される 本庁やキャリアに対して傲慢さを感じていながらも 終盤では県警の刑事も同じように他の部署を下に見ているような指摘を受けるところ 刑事部長はノンキャリが到達しうる県警のシンボル的存在 多分、そんな事情も刑事という特殊性に関係しているんだろうな 一市民からすれば、キャリアだろうがノンキャリだろうが、生活の安全を保証してくれる人なら誰がなってもいいと思うのだけれど いくら優秀でも腰掛け的にそのポストに座る事への忌避感を抱く人はいるのだろうか? 64にまつわるあれこれ意外にも、三上の娘の失踪事件 警察官は全国で26万人もいるのか 一般市民dったら、娘が失踪しただけでこんな対応してもらえないよなー 失踪届と捜索願は違うものだし 何等かの事情で保護された人の候補として挙げられるか、身元不明の遺体が見つかった際に照会情報が行くくらいというイメージ まぁ、作中でも警察が娘さんを探しているような描写はないけど、それでも警察官であるが故の特権にも思えてしまう 三上の家に連続で架かってきた無言電話 まぁ、娘からかもと思うのはまぁ順当 ただ、実際は別だったという推測ですけどね 作中で一番のハイライトとしては、交通事故で亡くなった被害者のおじいちゃんの来歴を、三上が記者クラブで読み上げるところかな 広報官としてのあるべき姿があれなのかもしれない で、結局あの後にどんな報道をされたんだろ? それにしても、我々は報道で何を知りたいのだろうな? どんな事件が起こったかは知りたい ただ、その被害者加害者の詳細、特に実名を知ったところで何か変わるだろうか? 実名でなければ裏取りができなくなるので、情報の信憑性が失われるかもしれないけど どうせマスコミが調べるなり、個人でも特定班や地元の口コミで広まってしまうものだしなぁ 結局、実名報道かどうかだけでなく、その周囲の環境も変わらないと意味がないような気もする 何だかんだ言って、一番印象に残ったのが、松岡捜査一課長 かっこよすぎない?って事だな 終始一貫して仕事できる雰囲気がむんむんする この人が刑事部長になるまでそのポストはノンキャリのものでっていたらいいのにと思う
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