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64(下) の商品レビュー

4

339件のお客様レビュー

  1. 5つ

    107

  2. 4つ

    119

  3. 3つ

    70

  4. 2つ

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  5. 1つ

    2

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2024/11/09

上を読了したので続けて下を読みました。 ついに事件の真相が分かった充実感と綺麗に作品が終わったなと感じました。 面白かったです。

Posted byブクログ

2024/10/21

ロクヨンの真相、記者クラブとの対立、娘の失踪の結末を読み終え、清々しさを感じています。 記者クラブとの対立では、まさか熱い気持ちさせられるとは思っていなかったので、虚をつかれ、気付けば感動している自分がいました。 疑心からは、疑心しか生まない。誠実さ、信頼の大切さを痛感しまし...

ロクヨンの真相、記者クラブとの対立、娘の失踪の結末を読み終え、清々しさを感じています。 記者クラブとの対立では、まさか熱い気持ちさせられるとは思っていなかったので、虚をつかれ、気付けば感動している自分がいました。 疑心からは、疑心しか生まない。誠実さ、信頼の大切さを痛感しました。 14年前に起き風化されつつあったロクヨン。あるかわからないゴールを目指し、人知れず闘い続けるロクヨンの関係者たちの執念を感じました。 登場人物が多過ぎで、誰が誰かわからなくなってしまったり、それに加えて、階級や部署も絡んでくるので、完全理解はできませんでした。それでも圧倒的な面白さがありました。さすがミステリー二冠を獲得した作品。

Posted byブクログ

2024/09/28
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社会派な作品をあんまり読んでこなかったので、内容が難しくて頭がこんがらがって何とか最後まで我慢して読み切った感じ。 登場人物がとにかく多い。本部長、部長、参事官、警務部、刑事部…一課二課…ちょい役まで名前があって特徴をもたせるものだから理解に苦しむ。相関図があっても理解出来ない気がする。映画化されているようなので絞られた登場人物・内容で観てみたい。 それにしても佐藤浩市をイメージして描いたかのような主人公。感情を前面に出してガッツポーズをする姿が想像できた。娘が父親に似ているのを嫌がり悩み、家出する程悪い顔な所以外は 笑。昔、マークXのCMで佐藤浩市が出ていて絶対乗ってやると心に決めました(実現はしてませんが…)。渋くてかっこよくて、熱くて好きな俳優です。 さて、肝心の作品のストーリーですが結末も期待したものではなかったかな。新たに起きた誘拐事件の犯人、14年前の翔子ちゃん誘拐殺人事件の犯人はそうなんだ位しか思えなくてクライマックスの昂ぶる気持ちも少なくて最後も流し読みでした。

Posted byブクログ

2024/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2015年(発出2012年) 429ページ  昭和64年の1週間という短い間に起きた未解決事件ー64ロクヨン。雨宮翔子ちゃんを誘拐、殺害した犯人は一体誰なのか? 時効まで1年間。そして、14年前の64ロクヨンを模倣した女子高生誘拐事件が発生。いよいよ核心に迫る下巻です。  物語冒頭から重苦しい展開のお話でした。上巻は、広報官として組織の板挟みとなる三上の苦労、心の葛藤がこれでもかと描かれています。そして家庭では、一人娘のあゆみが家出して行方不明に。あゆみは醜形恐怖症となり父親似の顔を憎んでいる。そして美人の母親・美那子をも憎み、引きこもりとなっていたが、父親とぶつかったことをきっかけに家を飛び出してしまうのです。  前半ではどっちつかずという感じの三上にモヤモヤしますが、後半では三上がどこか吹っ切れます。そして怒涛のスピード展開へ。  行方不明のあゆみが何らかの形で事件に関わってくるのかと思っていたのですが、結局あゆみは行方不明のまま。ここらへんもモヤモヤ感は残りますが、リアリティが感じられる迫力ある警察小説でした。    

Posted byブクログ

2024/09/02

未解決の誘拐事件。その被害者と当時事件に関わった刑事の苦悩が描かれていく。しかし、物語の大半は理解し難い内部抗争に終始するため、気持ちが萎える。主人公もふらふらしていて、正義感と妥協を繰り返す。感情の置き場がない。マスコミとの関係もブレブレ。長官視察がなくなったと思えば、新たな誘...

未解決の誘拐事件。その被害者と当時事件に関わった刑事の苦悩が描かれていく。しかし、物語の大半は理解し難い内部抗争に終始するため、気持ちが萎える。主人公もふらふらしていて、正義感と妥協を繰り返す。感情の置き場がない。マスコミとの関係もブレブレ。長官視察がなくなったと思えば、新たな誘拐事件が勃発し、これが過去の事件と繋がっているが、その唐突さや稚拙さが気持ちを更に萎えさせる。広報室の面々もキャラがイマイチ立っていない。横山秀夫のある種の爽快感はなかった。長かったけど、警察内部の関係や同僚、ライバル、家族なんかも全てが中途半端で、よくわからないと言うのが正直な感想。

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2024/08/30
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上下巻読了。古本屋で合わせて160円だった。 本のタイトルは「64」だが、上巻では64はあくまで過去の事件でそこまで関わってこないが 下巻の終盤になって急に威力を持って姿を現し、タイトルにふさわしい存在感を出す。 確か1週間程度の短い期間の話だが、とにかくいろんな事が起こる。シリアスかつ、内輪もめ中心の劇場版の踊る大操作線の様な印象を受けた(踊るも3日くらいの短期間で行くつも事件が起こってた)。 しかし、踊る〜と違うのは何も解決してない点だ。 娘は戻ってこない、64事件の犯人が落ちてない、犯人が食べたメモの内容、雨宮と幸田の現在、荒木田部長のその後。読み落としるかもしれないけど。 だからと言って、中途半端に物語が終わっているのかと思えばそんな事は無く、この1週間で登場人物たちの気持ちは全く変わったものになった。 何にでも言えてしまう感想かもしれないけど、必ずしも起承転結が全て押し込まれてないところに、人生のある期間を切り取ったような印象を受けた。三上家にあゆみさんが戻る事を願う。 この点から定価で買ったとしても読了後の満足度高かったと思われる。 まだ読んで無い方は是非ご一読ください! でもここを読むってことは読み終わった後かもしれなですけど、面白かったですよね!

Posted byブクログ

2024/08/26
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読み終えた感はあるがすっきり感は無い。 結局事件は被害者家族の執念が無ければ棚上げのママだし、 娘は生きているかどうかも不明のママだし・・ それでも★5個

Posted byブクログ

2024/08/05

長かった… 文庫本開くのが億劫になるくらい、気が進まなかった。 しかし終盤は怒涛の展開であっという間でした。 途中までは64事件というよりは警察内の政治の話じゃんと思っていましたがしっかり64でした。 娘云々は無かった方がいい 二渡云々は無かった方がいい

Posted byブクログ

2024/08/02
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2013年(第10回)。2位。 ブンヤとのやりとりは閉口するのだが。まさかの展開。あー伏線あったなぁ。執念だなぁ。 読むの大変だったのだが、そういうわけで星3つ。

Posted byブクログ

2024/04/14

クライマックスまでの息詰まる展開はお見事です。 クライマーズ・ハイ面白かったから期待してたけど、期待通りの面白さ。 横山先生は嫌な人を書くのが上手いよなあ笑 警察内部、記者クラブの関係も知れたし面白かった。

Posted byブクログ