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日本文学100年の名作(第6巻 1964-1973) ベトナム姐ちゃん 新潮文庫
定価 ¥869
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2015/02/01 |
JAN | 9784101274379 |
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日本文学100年の名作(第6巻 1964-1973)
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日本文学100年の名作(第6巻 1964-1973)
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
どれをとっても「おお…」と唸らされるようなおもしろさ、それが12編も入ってとっっても読み応えがあり、さすが「日本文学100年の名作」を謳ってるだけあるなという感じです。 読後「これどんな話だったっけ?」となるのは実は私あるあるなんですが、この本はそれぞれがしっかり印象に残ってます...
どれをとっても「おお…」と唸らされるようなおもしろさ、それが12編も入ってとっっても読み応えがあり、さすが「日本文学100年の名作」を謳ってるだけあるなという感じです。 読後「これどんな話だったっけ?」となるのは実は私あるあるなんですが、この本はそれぞれがしっかり印象に残ってます。 このシリーズ年代別で巻が分かれてるっぽいですね。1964-1973ということで全体的に戦争の色が濃いです。 次、誰行こうかな…、全員クオリティが高くて迷います。
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1964年から1973年までの12人の作家の12編。そのうち読んだことのある作家は3人。何かしらを読んだかもしれないが数人。名前も知らなかったのが古山高麗雄と野呂邦暢。どちらも他の作品を読んでみたい。
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川端康成『片腕』S 大江健三郎『空の怪物アグイー』A 大江の一番安定したこの時期を扱うとは。セレクトの妙。 司馬遼太郎『倉敷の若旦那』B+ (うんたら、かんたら) という司馬の文体。こんな短編も書いていたのね。 和田誠『おさる日記』B+ おさるが……。 ぼくが……。 いいシ...
川端康成『片腕』S 大江健三郎『空の怪物アグイー』A 大江の一番安定したこの時期を扱うとは。セレクトの妙。 司馬遼太郎『倉敷の若旦那』B+ (うんたら、かんたら) という司馬の文体。こんな短編も書いていたのね。 和田誠『おさる日記』B+ おさるが……。 ぼくが……。 いいショートショート。 木山捷平『軽石』B 太宰の小説に登場した作家。 太宰から「苛烈さ」を抜いたらこんなふうになるであろうと思わせる作風。 野坂昭如『ベトナム姐ちゃん』A 死を目前にした男に抱かれるおののき……。 これはもっともっと想像してみたい。 小松左京『くだんのはは』S 間違いない。 陳舜臣『幻の百花双瞳』B+ ひとつの執着。点心。味覚。 池波正太郎『お千代』B 猫のお千代第一。 こうして見るとこの名作集は大衆小説を視野に入れている。 その中で池波正太郎がこれ。 古山高麗雄『蟻の自由』A+ 読み手の冷酷さを溶かすかのような文体の優しさ。 これはSでもいいかもしれない。 安岡章太郎『球の行方』B 都会的な子供が田舎の子供らに劣等感。 野呂邦暢『鳥たちの河口』S 凄まじい。いや、これはすごい小説だよ。描写もすごい。会話もすごい。内面もすごい。
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