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ひらいて 新潮文庫
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ひらいて 新潮文庫

綿矢りさ(著者)

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ひらいて 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2015/01/01
JAN 9784101266510

ひらいて

¥330

商品レビュー

3.9

212件のお客様レビュー

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2025/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

思いを込める、という愛し方がある。 贈る、押しつける、届くように。 けれど、ひらく、という愛し方もある。 手を広げ、ありのままを晒し、受け入れるように。 自己価値の証明、もしくは執着としての感情を「愛」と呼ぶことしか知らなかった愛ちゃんが、承認欲求や評価などのためでなく、胸を広げてやわいところも相手に触れさせ、心の根っこで繋がろうとする「愛」をたとえや美雪から学んでいく。 思いを込めてばかりだと、皺になって、固くなって、心から出た本音が、筋肉を通って、皮膚を通って、表情として出ていくまでに嘘になってしまうから、自分でも自分の感情が分からなくなったら、もしくは自分でも自分の感情の出し方が分からなくなったら、一度、強がる気持ちや怖い気持ちをすっと手放して、勇気をもって「ひらいて」みてもいいのかもしれない。 愛ちゃんが、空回りして、最も好きな人たちからさえ遠ざかってしまう過程で見せた姿の淋しさは、人間の人間らしい滑稽さであり、真骨頂でもある普遍的なものだと思う。 私はいつでもそれを読み返し、強ばって固くなった自分に「ひらいて」と何度だって言い聞かせるだろう。

Posted by ブクログ

2025/10/30

綿矢先生の本で読んだのに思い出せないのがあるなと思っていたら、本屋でこの作品を見つけて「これだ!!!」と思い出しました。 面白かった記憶があります。

Posted by ブクログ

2025/10/29

好きな人に振られたからその彼女を奪う、客観視するとだいぶ狂っている。 愛憎という言葉もあるくらいなので、本気の愛に陥っている人間は、えてして狂っているものなのかもしれない。 でも、好きな人の好きなものって神格化してしまうの分かる気がする。 自分はたとえに好きになって貰えないから、...

好きな人に振られたからその彼女を奪う、客観視するとだいぶ狂っている。 愛憎という言葉もあるくらいなので、本気の愛に陥っている人間は、えてして狂っているものなのかもしれない。 でも、好きな人の好きなものって神格化してしまうの分かる気がする。 自分はたとえに好きになって貰えないから、自分の足りないところを補うような気持ちで。美雪を奪うってそういうことではないだろうか。

Posted by ブクログ