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チャイナ蜜柑の秘密 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2015/01/01 |
| JAN | 9784041014578 |

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チャイナ蜜柑の秘密
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商品レビュー
4
25件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
□自分の推理 「読者への挑戦」のタイミングで、 ①犯人 ②機械トリックであること ③動機 が当たった!嬉しい! 機械トリックの内容は違ったし論理の流れも全然違ったので全く完璧ではないけど。 でも嬉しかったので、自分の思考の流れを覚書の意味も込めて書いてみる。 ①犯人 ほぼメタ読み。容疑者達の中で唯一アリバイがあったのがオズボーンで、各人のアリバイについては道中でほぼ言及されず、つっこまれていなかった。 そのため逆に、これはアリバイトリックであり、唯一アリバイがはっきりしているオズボーンが犯人だ、と読めた。(コナンにありがちな、容疑者の中で1人だけ唯一アリバイがある場合、そいつが犯人、というメタ) 一応、しれっと書いてある「隣の部屋にいたけど作業に没頭していたため部屋中の物を逆向きにしている際の音に気づかなかった」について、「そんなわけないだろ」という根拠もあった。 ②機械トリック オズボーンが犯人とした場合、そのアリバイをアリバイたらしめているのは「事務室と待合室のドアには閂がかかっていた」という点だから、これに何か細工をしたに違いない、つまり、機械トリックだ!と繋がった。 機械トリックの方法については、 「待合室側から普通に閂を閉め、窓を伝って事務室に戻った。その際命綱的なもので体をくくりつけるにあたり、太っている被害者と裏向きにされて壁にくっついている右の書棚を利用した。書棚が裏向きになっていないと振動で本が床にこぼれてしまい、重しの役割を果たさなくなってしまうから裏向きにした。 だが一度出て行った後で書棚を元の向きに戻すことはできないので、事前準備としてその他全ての物を逆向きにした(つまり「逆向き」にすることで隠したいのは書棚であった)」 というものかと思ったが、違った。 その推理に対する自分へのツッコミとして、 1)槍は穂先が上向きになっているが、死体を支柱として使いたいなら穂先を下にして突き立てそうだよなあ 2)見取り図的に、待合室と事務室の壁は横一線になっておらず、物理的に窓を渡るのは無理そうだよなあ 3)死体を支柱に使うなら衣服を前後反対にしない方がむしろ安定するよなあ。靴は前後反対になっていなかったし。 と思ったことから、いや、窓を伝ったパターンではないか・・・と思った。 他にも、 4)これだとタンジェリンの出番がないよなあ 5)ネクタイが無い理由が判明してないよなあ。ネクタイを命綱代わりに使った、はさすがに無理あるし・・・ という点から、完璧にこれだ!とは思えないまま真相編へ。 ③動機 作中では一切遺産の話などが出てこず、被害者の人となりの情報が出てこず(つまり脅迫されていたからとか復讐のためとかではなく)、エラリーが「被害者が誰だったのかはどうでもいい」と言っており(つまり入れ替わりトリックでもなく)、一方で唯一価値について言及された高額切手の話とカークが切手収集家であり被害者はそのカークに会いに来たという話から、動機は切手の奪取かな、と当てられた。 ただその場合、犯人は切手に詳しかったことになるが、秘書オズボーンが切手の鑑定ができるレベルの人物だった、という描写ってあったっけ?とは思った。 ④その他 真相編を読み、 1)やっぱり機械トリックだったか!でも紐の存在については道中で全く言及されてないけど、それはいいのか?w 2)タンジェリンは関係なかったんかい! 3)神父の特徴とか日本人じゃわからんw となった。 結果的に自分の予想は一部正解、一部ハズレだったが、考える楽しみがあった、そして一部当たった!という点で、おもいっきり主観的な視点だが、面白いと感じる要素となった。 ■その他感想 ・神父に馴染みがない日本人には「神父の服装」などわからないので、海外作品にそこそこの割合である「日本人にはわからない系」だったのが残念。 ・「タンジェリン(チャイナ蜜柑)は全く何も関係ありませんでした」というのは、「あ、そうですか・・・」とはなるが、何か「なるほど!」となるような役割があってほしかった。 ・作品を貫く「逆向き」という謎自体が、非常にワクワクしたし面白かった。 犯人は事務室にずっといてアリバイがある秘書以外の誰か、と思わせつつ、「逆に」唯一事務室にいたことから犯人になる、というのも、「逆向き」要素であり、作りとして上手いし、面白かった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
角川の新訳は出版ペースが早くって良いな。久々に読んでみたけど割りと好きな作品。しかしミステリとしては全てがアベコベにされている部屋の状況は面白いが、死体の状況があまりに異常すぎて真相が読めてしまう気がする。アベコベにした動機も少し弱いかな。謎が魅力的な分残念な感じが強くなる。相変わらずジューナとエラリーのやり取りが微笑ましい(笑)創元推理文庫ももっと新訳をちゃんとしたペースで出してくれると嬉しいんだけどな~。
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エラリー・クイーンの国名シリーズ。やっぱり面白いな。 akikobbさんオススメありがとう! キャラクターの魅力はakikobbさんのレビューへ! === 推理作家エラリー・クイーンは、友人で出版社社長ドナルド・カークに呼ばれた。ドナルドはチャンセラー・ホテル22階に住居と事務...
エラリー・クイーンの国名シリーズ。やっぱり面白いな。 akikobbさんオススメありがとう! キャラクターの魅力はakikobbさんのレビューへ! === 推理作家エラリー・クイーンは、友人で出版社社長ドナルド・カークに呼ばれた。ドナルドはチャンセラー・ホテル22階に住居と事務所を借り切っていて、切手と宝石の収集家としても有名だ。 ある日、ドナルドの事務所を訪ねてきた正体不明の男がいる。エラリー・クイーンがドナルド・カークと共に事務所に行くと、その男が殺されているではないか。しかも男の死体の着衣は全て裏返され、服には二本の槍が固定されていて、その控室にある動かせるものは逆向きに細工されていたのだ。 関係者 この「登場人物一覧」が遊び心がある。「病人と希望を抱えている」みたいな・笑 ●ドナルド・カーク:タンジェリン出版社社長だが実は経営はピンチで悩める男。宝石と切手の収集家。チャンセラー・ホテルに住居と、出版社の事務所を持っている。 ●マーセラ・カーク:ドナルドの妹 ●ヒュー・カーク博士:ドナルドとマーセラの父。身体が動かせなくなり、周りの人々に癇癪爆発させる困った老人。 ●グレン・マクゴワン:ドナルドの親友で、マーセラの婚約者。彼も切手収集家。 ●フェリックス・バーン:ドナルドの共同経営者。かなり態度がでかくて無礼。金はないが、作家を見つける目がある? ●ジェームス・オズボーン:ドナルド・カークの秘書。彼も切手に詳しい ●ミス・ディヴァシー:ヒュー・カーク博士の看護師。我儘老人に当たり散らされる(-_-;) ●ハッペル:カーク家の執事。なんか乱暴者の過去がありそう? ●シェーン夫人:チャンセラー・ホテル二十二階の受付係 ●ナイ:ホテルの支配人 ●ブラマー:ホテルの探偵。以前、リチャード・クイーンが分署の警部でだったころに彼は巡査だったらしい。 ●アイリーン・ルイース:本名は「リューズ」で女詐欺師。ドナルドと関係してる? ●ジョー・テンプル:父が外交官のため中国で育った。作家志望でドナルドと会った。ドナルドはジョーを好きになってアイリーンと離れようとしている。色気のアイリーンと知性のジョー、女二人の戦い勃発か!? ●リチャード・クイーン警視:エラリーの父 ●トマス・ヴェリー:巨体の部長刑事。プロレスラーの渾名で呼ばれたりしてる。なんか見掛け、声、動きなどが想像しやすい 笑 ●プラウティ医師:検死官 ●ジューナ:クイーン家に引き取られている召使でマスコット的少年 ●エラリー・クイーン:推理小説家、素人探偵。父の担当事件に協力することに。 「服や備品が逆さま」という殺人現場のインパクトの強さ。 表紙のエラリーは耽美的ですが、本文では朝寝坊だし、起きてもベッドでゴロゴロ書類読んでるし、なんか「僕は女性は苦手(-_-;)」とか言ってるし。あれ、私が読んだ30歳ぐらいのエラリーは美女を褒めまくってたよ・笑 後書きでは「トリック」の図解があります。文章だけでは、あまりピンとこなかったのですが、イラストで分かりました。(未読の方は、後書きは先に読まないようにしましょう!) 蜜柑に関するもの ・出版社名が「タンジェリン出版社」 ・タンジェリンは「中国のオレンジ」 ・被害者は控室に用意されたタンジェリンを食べた ・大変珍しい中国の切手がオレンジ色 中国に関するもの ・ジョー・テンプルは中国帰り ・大変珍しい、誤植された中国切手が巨額で取引される 逆さま ・西洋からみた中国は風習などが逆さま ・詐欺師アイリーンの本名は「リューズ」で、綴りをひっくり返した「ルイーズ」を偽名にしている
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