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法の概念 第3版 ちくま学芸文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2014/12/01 |
| JAN | 9784480096487 |

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法の概念 第3版
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商品レビュー
4.5
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「法」という言葉がもたらすあらゆる関係性の網の目を、何者にも囚われない柔軟な発想とヴィトゲンシュタイン的なメタ視点をベースに、その前提となるものを白日の元にさらしていく刺激的かつわくわくする理論書。 本当にそんな本がこの世に存在するのです。 ◯一次的なルールと二時的なルールという視点。 ◯サッカーや野球で使われるルールこそが、権力や強制という法に付随する要素よりずっと「法」の本質に近いという認知の発見。 ◯「法」は不確定性や「綻び」を含む概念であることが繰り返し強調される。 つまり「法」は人間によって作り出された社会を維持する為の手段であり、「法」そのものが成立する前提としての生活世界における人間の慣習ルールこそが重要である、という認知革命。 これらは、グレゴリーベイトソンの「生態学」にも通ずる発想と着眼点。アナーキーかつ理性主義者。化け物ですね、、、
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オースティンへの批判を起点に,法という概念を分析哲学の手法で再構築した本。後記では,主にドゥオーキンからの批判に対する応答がまとめられている。
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私は「法」についてこれまであまり突き詰めて考えたことが無かった。せいぜい、それは制度のなかに生じるものだから、権力作用の一形式くらいにしか考えていなかった。 けれども、著者ハートは「法とは権威に支えられた強制力をもつ命令である」という従来の定説を徹底的に批判する。 本書はそこから...
私は「法」についてこれまであまり突き詰めて考えたことが無かった。せいぜい、それは制度のなかに生じるものだから、権力作用の一形式くらいにしか考えていなかった。 けれども、著者ハートは「法とは権威に支えられた強制力をもつ命令である」という従来の定説を徹底的に批判する。 本書はそこから始まって極めて真摯に諸問題を検討し、「法」を「哲学」してみせる。 法学自体が私の普段の興味の対象外でもあるし、これを読んでもすっきりしないところも残る。立法府よりも司法つまり裁判所の力のほうがこの法哲学にとっては重要であるというように話は展開されるが、その辺もすっきりと同意しきれない。しかし理解しきれなかった部分は、私の考えがまだ足りなかったせいだろう。 法というと、カフカの「城」や「審判」に出現するような、それ自体に条理性のない・しかし誰も決して抗い得ないような、反=人間的な何かとしてのイメージが強い。だがそれはあくまでもイメージであって、「法」の複雑怪奇な機能は文学によっては解明しきることができない。 ハートが提起した「法」にまつわる諸問題は、さらに考えを深めていく価値がありそうだ。
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