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法の概念 第3版 ちくま学芸文庫
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法の概念 第3版 ちくま学芸文庫

H.L.A.ハート(著者), 長谷部恭男(訳者)

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法の概念 第3版 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2014/12/01
JAN 9784480096487

法の概念 第3版

¥1,650

商品レビュー

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2015/01/13

私は「法」についてこれまであまり突き詰めて考えたことが無かった。せいぜい、それは制度のなかに生じるものだから、権力作用の一形式くらいにしか考えていなかった。 けれども、著者ハートは「法とは権威に支えられた強制力をもつ命令である」という従来の定説を徹底的に批判する。 本書はそこから...

私は「法」についてこれまであまり突き詰めて考えたことが無かった。せいぜい、それは制度のなかに生じるものだから、権力作用の一形式くらいにしか考えていなかった。 けれども、著者ハートは「法とは権威に支えられた強制力をもつ命令である」という従来の定説を徹底的に批判する。 本書はそこから始まって極めて真摯に諸問題を検討し、「法」を「哲学」してみせる。 法学自体が私の普段の興味の対象外でもあるし、これを読んでもすっきりしないところも残る。立法府よりも司法つまり裁判所の力のほうがこの法哲学にとっては重要であるというように話は展開されるが、その辺もすっきりと同意しきれない。しかし理解しきれなかった部分は、私の考えがまだ足りなかったせいだろう。 法というと、カフカの「城」や「審判」に出現するような、それ自体に条理性のない・しかし誰も決して抗い得ないような、反=人間的な何かとしてのイメージが強い。だがそれはあくまでもイメージであって、「法」の複雑怪奇な機能は文学によっては解明しきることができない。 ハートが提起した「法」にまつわる諸問題は、さらに考えを深めていく価値がありそうだ。

Posted by ブクログ

2014/12/29

http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20150214/ 邦訳で最新版が、それも文庫なので原書より随分お値打ちに読める、という珍しい出版 http://www.amazon.co.uk/Concept-Law-Clarendon/dp/0199644705...

http://d.hatena.ne.jp/yasu-san/20150214/ 邦訳で最新版が、それも文庫なので原書より随分お値打ちに読める、という珍しい出版 http://www.amazon.co.uk/Concept-Law-Clarendon/dp/0199644705/ 原書第3版の値段がこうも高いのはグリーン教授の解説の故か? http://www.amazon.co.uk/Concept-Law-Clarendon-2nd-Ed/dp/0198761236/ なお、訳者からのメッセージ(moriizouさんのレビューで教えていただきました) http://www.j.u-tokyo.ac.jp/about/news/list/news_018-2.html 以前、訳者のエッセイでこんな本も教えていただきました http://www.amazon.co.uk/Life-H-L-Hart-Nightmare/dp/0199274975/ http://www.lse.ac.uk/collections/law/staff/nicola-lacey.htm https://keisobiblio.com/2021/05/25/hasebeyasuo20/

Posted by ブクログ

2014/12/13

http://www.j.u-tokyo.ac.jp/about/news/list/news_018-2.html

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