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21世紀の資本
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | みすず書房 |
発売年月日 | 2014/12/08 |
JAN | 9784622078760 |
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商品レビュー
4.1
101件のお客様レビュー
19世紀から20世紀にかけての世界のお金の流れを、今までにない規模でのデータから集約、分析し、資本主義のなかで拡大する格差に歯止めが必要であると訴える書。 ふとしたきっかけから手にした、ピケティ『21世紀の資本』。 本文、およそ600ページ。 経済の話、苦手だし……、読んでもわ...
19世紀から20世紀にかけての世界のお金の流れを、今までにない規模でのデータから集約、分析し、資本主義のなかで拡大する格差に歯止めが必要であると訴える書。 ふとしたきっかけから手にした、ピケティ『21世紀の資本』。 本文、およそ600ページ。 経済の話、苦手だし……、読んでもわからないかもしれないし……。 読まない理由はいくつもあったけれど、2010年代を代表するベストセラー、せっかくならどんな本か知りたい!と1ページ目から体当たりしていくことにしました。 さいしょは「資本」とか「所得」の用語が出てくるたびに、意味が頭に定着していないから、いちいち立ち止まっていました。 ノートにメモをとって、付箋をはって見返して。 くりかえしていくごとに、少しずつ定着して、第2部あたりからは、わからないなりにもなんとなく本のリズムにのって目を動かせるように。 基本的に、集約したデータの結果をグラフで示して、その内容を解説していく形式なので、経済に詳しくなくても案外(?)読めるな、というのが途中からの感想。 けっきょく、議論の詳細や深みを追うことはできなかったけれど、世界を流れているお金の量や、階層ごとの格差の規模感は、なんとなく肌で感じることができました。 とくに、上位1%の人々が所持している資産って、莫大だなあ。 これだけ資産があったら、好きな本を値段を気にせずいくらでも買えるかしら。 本書(5500円+税)をネットで注文したとき、クリックする手がふるえた本読みとしては、うらやましいかぎりです。 「あらゆる市民たちは、お金やその計測、それを取り巻く事実とその歴史に、真剣な興味を抱くべきだと思うのだ。お金を大量に持つ人々は、必ず自分の利益をしっかり守ろうとする。数字との取り組みを拒絶したところで、それが最も恵まれない人の利益にかなうことなど、まずあり得ないのだ。」 最後を締めくくるこの言葉が身に沁みる。 とりあえず、私は経済のもう少し基礎的な部分を学べる本をまた探して読んでみよう。
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かつて、カール・マルクスは資本主義社会についてその階級格差と成長の限界によって瓦解するとし、またケインズは逆に適切な自由競争にさらされることで富の分配がなされ安定に向かうとした。本書の著者ピケティはそのどちらの意見にも賛同することはなく、あくまで数世紀間に及ぶ(18世紀から21世...
かつて、カール・マルクスは資本主義社会についてその階級格差と成長の限界によって瓦解するとし、またケインズは逆に適切な自由競争にさらされることで富の分配がなされ安定に向かうとした。本書の著者ピケティはそのどちらの意見にも賛同することはなく、あくまで数世紀間に及ぶ(18世紀から21世紀)の間に蓄積させた膨大なデータを元に資本主義体制が行き着く新たな見解を示す。 資本主義社会に属する私たちは漠然と格差が生じるのはあくまで個人の能力によるものである、だから貧乏は耐えなければならないし、金持ちは快楽を享受する権利があるんだ。そう考える事があると思う。少なくとも私はそんなふうに考えていた。しかし国家の富を上位数%の人間が独占する体制化においてはその資本による利益によって益々利益を拡大する人間がいるのに対して、逆に益々貧乏になっていく者がいる。そう言った構造を理解することが出来た。 経済成長率よりも、資本による利益回収率が高ければ格差は拡大する。この理論についてをデータや簡単な数式を用いて説明されるのだが正直まだよく理解できていないところがあるので、誰かに聞いてみます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
分厚いし難しい。 r>g 資本収益率は経済成長率を上回る。 投資の重要性を再認識した。 貧富の格差を是正するための方法が詳らかに書かれていたのが印象的。 累進資本課税というのが出てきたが、現在の日本で施行されている累進課税ではだめなのか疑問。
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