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言語小説集 新潮文庫
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言語小説集 新潮文庫

井上ひさし(著者)

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言語小説集 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2014/11/28
JAN 9784101168340

言語小説集

¥220

商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2023/12/18

言葉を巧みにあやつり、今までみたことのない小説が描かれていた。鉤括弧を擬人化した人はこの人がはじめてでないだろうか。小銭も擬人化したりと、擬人化の走りとも言えそう。また、梅毒におかされた男の身体を元に大戦模様を描くのも面白かった。すごいセンスの作者であった。

Posted by ブクログ

2021/09/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

帯や背表紙にあるような"抱腹絶倒"というよりも、じんわりと言葉の面白みを感じる短編集。 「極刑」が特に刺さった。 普段当たり前のようにしている「頭の中で言いたいことを成立する文章に変換して吐き出すという行為」を奪う、クレバーで残酷な無意識への攻撃。まさに極刑。気が狂いそう。

Posted by ブクログ

2018/07/31

・括弧の恋 ・極刑 ・耳鳴り ・言い損い ・五十年ぶり ・見るな ・言語生涯 ・決戦ホンダ書店 ・第惨事人体大戦 ・親銭子銭 ・質草 --- 括弧の恋を見て、バカリズムのライブを思い出した。 記号や言葉、無機物を単なる表現の手段としてではなくあたかも生きているかのようにとら...

・括弧の恋 ・極刑 ・耳鳴り ・言い損い ・五十年ぶり ・見るな ・言語生涯 ・決戦ホンダ書店 ・第惨事人体大戦 ・親銭子銭 ・質草 --- 括弧の恋を見て、バカリズムのライブを思い出した。 記号や言葉、無機物を単なる表現の手段としてではなくあたかも生きているかのようにとらえた作品が印象的。(決戦ホンダ書店、親銭小銭) 後は言語障害に関わる作品も多い印象。(言い損い、言語生涯) タイトルがタイトルなだけに、いずれも切り口は違えど言語に関わる話。 ふっと思いついた一見くだらない言葉遊びを何とも面白く小説として成立させてしまった、そんな印象の短編集。

Posted by ブクログ

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