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飛ぶ教室 新潮文庫
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飛ぶ教室 新潮文庫

エーリッヒ・ケストナー(著者), 池内紀(訳者)

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飛ぶ教室 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2014/11/28
JAN 9784102186411

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飛ぶ教室

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商品レビュー

4.2

50件のお客様レビュー

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2024/02/02

著者は20世紀の中頃に活躍した児童文学作家。舞台はティーネージャーの通うドイツの架空の寄宿学校。「飛ぶ教室」はその学校のクリスマス会に上演された架空の演劇のタイトルである。”クリスマス”にふさわしい心温まるエピソードの詰まった一冊だった。これがナチスが台頭しつつある時代に書かれた...

著者は20世紀の中頃に活躍した児童文学作家。舞台はティーネージャーの通うドイツの架空の寄宿学校。「飛ぶ教室」はその学校のクリスマス会に上演された架空の演劇のタイトルである。”クリスマス”にふさわしい心温まるエピソードの詰まった一冊だった。これがナチスが台頭しつつある時代に書かれたことを思うと、とても心に染み入るものがある。

Posted by ブクログ

2024/01/23

 世界名作といわれているので名作なのでしょう。私には読み続けるのがつらいほどに退屈だった。『君たちはどう生きるか』を読んで素直に感銘を受けたくらいには純朴な読者のはずだけど、『飛ぶ教室』は何がいいのか分からなかった。子どものときの自分が読んでも面白くなかったと思うし、今の子どもに...

 世界名作といわれているので名作なのでしょう。私には読み続けるのがつらいほどに退屈だった。『君たちはどう生きるか』を読んで素直に感銘を受けたくらいには純朴な読者のはずだけど、『飛ぶ教室』は何がいいのか分からなかった。子どものときの自分が読んでも面白くなかったと思うし、今の子どもに読ませたいとも思わないけれど、これを面白い、感動したという方は穏やかで純粋で素敵な方なのだろうと思う。  前書きの「自分を騙さず、人に騙されずにいてほしい。不運はしっかり見据えることを学んでほしい。うまくいかないことがあっても、たじろがず、運が悪くてもしょげないことだ。元気を出せ!打たれ強くあることを覚えてほしい」「パンチを食らっても、もちこたえるすべを学びとる。さもないと人生がもたらす最初の一発で、グロッキーになりかねない。人生は、いやにでっかいグローブをはめているものだ」という名文に期待が高まったのもよくなかった。主人公の少年たちがどんな目に合い、どんな勇気と知恵で持ちこたえるのかと思ったが、そのような話はあまりなかった。  主人公も貧乏とはいえ、立派に教育を受け、愛のある親がいる。貧しいと、満足な教育も受けられず、家庭も荒んでいることが多いと思うし、たいていは信頼できる大人はまわりに誰もいないという状態だけど、人生がもたらす最初のパンチが大きかった子がもちこたえる話にしてもよかったのではないかな。そうすると、主人公が現実離れした聖人になるか、ハングリー精神の塊みたいな野心家になってしまって、少年の模範的な成長譚にならなそうだけど。  ケストナーはナチスに反旗を翻したことで弾圧されながら本書を書いたとのこと。子どもたちと子どもだった人たちに向けた重いメッセージが込められているはずだけど、こちらの感受性の問題で受取れなかった。名作に敬意を表して☆3つ。 追記  ケストナーが本書を執筆した時期には諸説あるらしい。ヒトラーが政権を掌握する前、1932年の秋頃に書かれ、翌年に出版されたとする説が1つ。もう1つは、33年の焚書事件のあとに執筆され、出版されたという説。  後者とすると、作中のノートが焼かれるシーンや監禁され暴力を振るわれるシーン、ウーリーがいじられるシーンは隠喩ということになる。私としては、後者が正しい気がするし、前者だとしてもケストナーが慧眼により未来を描いたのだと思う。

Posted by ブクログ

2024/01/02

クリスマス前に購入しておいたのだけど、この正月に読んだ。「クリスマスキャロル」と「飛ぶ教室」は定番だけど、心暖まる小説です。子供たちに向け、「ただ自分を騙さず人に騙されずにいてほしい。不運はしっかり見据えることを学んでほしい。うまくいかないことがあっても、たじろがず、運が悪くても...

クリスマス前に購入しておいたのだけど、この正月に読んだ。「クリスマスキャロル」と「飛ぶ教室」は定番だけど、心暖まる小説です。子供たちに向け、「ただ自分を騙さず人に騙されずにいてほしい。不運はしっかり見据えることを学んでほしい。うまくいかないことがあっても、たじろがず、運が悪くてもしょげないことだ。元気を出せ!打たれ強くあることを覚えてほしい。」と書いています。大人が忘れてしまったことが書かれています。  訳者 池内紀の書いた後書きも至極です。

Posted by ブクログ

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