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屍者の帝国 河出文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2014/11/06 |
| JAN | 9784309413259 |

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商品レビュー
3.5
169件のお客様レビュー
魂は人間に特有のものなのか? ―ではその魂とはなんなのだね? 伊藤計劃の遺稿を、円城塔が引き継ぐ形で生まれた『屍者の帝国』。 伊藤氏の作品、『虐殺器官』『ハーモニー』が好きで、今でも時々読み返している。 一方で本書は、以前途中で離脱してしまいそのままになっていた。 もし同じ...
魂は人間に特有のものなのか? ―ではその魂とはなんなのだね? 伊藤計劃の遺稿を、円城塔が引き継ぐ形で生まれた『屍者の帝国』。 伊藤氏の作品、『虐殺器官』『ハーモニー』が好きで、今でも時々読み返している。 一方で本書は、以前途中で離脱してしまいそのままになっていた。 もし同じく途中で離脱してしまった方がいたら、登場人物たちの目的をなんとなく掴んだうえで、398ページからだけでも読んでみてほしい。 (失礼かもしれないけれど、途中でやめてしまった方にこそ、ぜひ) そこからの展開はドキドキが止まらず、もっと早く読んでしまえばよかった!と思ったくらいだった。 『虐殺器官』『ハーモニー』『屍者の帝国』。 この三作は突き詰めれば、人の“意識”や“言葉”をめぐる物語のように思える。同じテーマから、切り込み方が違うだけでここまで異なる景色が見える。この三作を並べて読むのは、ひとつの贅沢な読書体験だと思う。 “自動的に決定され、選択の余地のないこの状態こそが自由である” 本書のこの一文は、読み終えたあと何度も思い返してしまう。 そして改めて考えると、“自由”の解釈がそれぞれの作品で微妙に異なっているのも面白い。この三作は、「自由とは何か」という問いを少しずつ解体し、形を変えていく。 人が何をもって「自由だ」と感じているのか、 その拠りどころが、三作を通して、読者の中でも少しずつずれていくように思える。 「伊藤計劃は絶えず前に進み、変化しようとし続けていた。変化を続ける相手の過去に追いつこうとすることは、ただの回顧と変わりがない。 伊藤計劃ならどう考えるかではなく、伊藤計劃の書いたものを通じて得たものから、自分ならどう考えることができるのかが問題だ。」 あとがきを読んだあとで本編を振り返ると、円城氏の込めた想いが物語とリンクしている部分もあり、特にエピローグでは思わず涙が出た。 わたしも、 ありがとう。 と言いたい
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いつ果てるとも知れない意識ばかりが先になって、ひとは生を実感できているのだろうか。無意識をいいことに、生のなんたるかなどは置き去りにして。 この物語を読んでいるあいだに出会した思いがけない事実がある。太陽は宇宙空間を秒速230キロメートルで、天の川銀河の周回軌道に乗り移動し続け...
いつ果てるとも知れない意識ばかりが先になって、ひとは生を実感できているのだろうか。無意識をいいことに、生のなんたるかなどは置き去りにして。 この物語を読んでいるあいだに出会した思いがけない事実がある。太陽は宇宙空間を秒速230キロメートルで、天の川銀河の周回軌道に乗り移動し続けているというのだ。一周するのに2億年という時をかけて。 太陽系の惑星たちも、太陽の移動に付随して、飛びまくっている。ぼくらの大地も、当然のごとく。ぼくらは、まったく意識をしないけれど。 ひとは、ひとの一生を至上のものと信じて揺らがない。それはそれで、ひとつの真理だろう。疑念の余地もないけれど、本音を漏らせば、いささか小さい。でも仕方がない。 ひとには、ひとの大きさがある。時間がある。重さがあって、軽さがある。何より無意識なのだ。 無邪気で愛らしい“無意識”のもとでなら、今日もしあわせな一日だろう。 よみがえり、とは言えない。屍者のそれは。 技術の乱用で、嫌悪感があった。 “フライデー”の“声”を聞くまでは。 表出しないだけで、屍者ですら“ひと”だった。
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とある人物が世間のしがらみから逃れて、再生技術を用いた屍者の軍隊を束ねて、中央アジア奥地で独自の王国を作る……そんな伝聞を確認する任務のために、主人公ワトソンはアフガニスタンへ向かう。 その様子は、小説「闇の奥」または映画「地獄の黙示録」を彷彿させる。 その後、新型の屍者の謎を...
とある人物が世間のしがらみから逃れて、再生技術を用いた屍者の軍隊を束ねて、中央アジア奥地で独自の王国を作る……そんな伝聞を確認する任務のために、主人公ワトソンはアフガニスタンへ向かう。 その様子は、小説「闇の奥」または映画「地獄の黙示録」を彷彿させる。 その後、新型の屍者の謎を追い、明治初期の日本、南北戦争ののち勢いづくアメリカへ。 時代は19世紀、設定は“屍者の行動再生技術”のあるSF設定。 死者と生者の違い 屍者と生者の違い 死者と屍者の違い 科学は時に混沌を産み出す。 人物名が「カラマーゾフ」「フランケンシュタイン博士」「ヴァン・ヘルシング」「ナイチンゲール」「レッド・バトラー」などなど、ちょっと捻って登場する。 こうしたSF小説の読み方として、本来は書いてあることを“直感的”にイメージして取り込んでいくことで、本来の物語を楽しむことができる。 ところが、どうしても文字や文章を“理論的”に咀嚼しようとしてしまい、ひどく疲れた。 歳をとったということか……
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