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現場論 「非凡な現場」をつくる論理と実践
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東洋経済新報社 |
| 発売年月日 | 2014/10/01 |
| JAN | 9784492557532 |
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現場論
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商品レビュー
4.1
36件のお客様レビュー
経営本をいくつか読んでいるとよく引用されていた本だった為読みました。 内容は、現場とは何かの定義づけから、非凡な現場へのステップの理論と非凡な現場の作り方の実践が様々な業界の会社の現場の例を挙げながら紹介されています。 凡事徹底この当たり前のことが、出来ない職場。これを変える...
経営本をいくつか読んでいるとよく引用されていた本だった為読みました。 内容は、現場とは何かの定義づけから、非凡な現場へのステップの理論と非凡な現場の作り方の実践が様々な業界の会社の現場の例を挙げながら紹介されています。 凡事徹底この当たり前のことが、出来ない職場。これを変えるにはどうしたらよいのか?忙しい、めんどくさい、仕事が増えるなどの意見と向き合いながら現場では、仕事を進めていかなければならない。 凡事徹底を進めていくには、まずは管理職が理解、一緒に行い支援をするスタンスがないと現場は動かない。 そこで向き合うことで、意見が出てきて一つずつ解決していく。愚直に進めていかなければならない。 仕事をしていると現場が遠くなり忘れていく。現場の大切さを思い出しました。 また、何度も読み返したいと思います。 キーワード 保つ力→よりよくする能力→あたらしいものを産み出す能力 何のために、何にこだわって仕事をする。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
名著だろうな。 まず整理すると「現場という概念そのものが日本独自もの」(P44)で日本企業が「体格」だけで勝負するのは無理 (P7)。 だから「体質」で勝負すべきとした上で「「体質」がもっとも顕著に表れるのが現場」(P8)という現場とは日本独特の考え方ですよ、という事を明確化しています。 そして、現場には非凡な現場、平凡な現場、平凡以下の現場の3通りがあり「非凡な現場は10%程度に過ぎない」(P10)との事。 これは定義もさることながら、なんとなく誰もがイメージできていると言えるのではないか。 今の日本は2つの問題があり、それが結果的に経済成長を妨げています。 それは現場への無関心と付加価値ビジネスへの無関心です。 いずれも経営者の無関心そのものですが。 現場への無関心については当該本に書かれている事がかなりを占めています。 一方で付加価値ビジネスについての無関心も大きいと私は思ってます。 だからか日本では1つ何かが流行るとすぐ猿真似しだして市場が飽和かつ過剰ぎみになります。 規制緩和規制緩和と言う人はいますが、現実海外ビジネスを知っている立場からすれば、海外の方が規制は厳しいところがかなりありますし、それで経済成長は日本よりしているわけです。 そもそも建築1つとってもわかると思います。バッキンガム宮殿やベルサイユ宮殿と大阪城みても違いがよくわかります。がっかりしている海外の観光客と話したことあります。こんなに高層ビルに囲まれて景観とか気にしないのか、規制がないのかと。 ほぼどこでもアルコールokというのもあります。 つまり日本はビジネスをやるには実際のところかなり自由です。でもその結果何もイノベーションを生み出せず経済成長できていません。例えば外食もそうです。過当競争、つまりは価格勝負の世界が多いわけです。 さて、現場の話に戻ります。 「現場は経営者の「映し鏡」」(P323)と書かれているように、実際のところ現場で起きている事は経営の問題そのものです。ただ、それぞれの現場で起きている事は全体からみると小さい事も多い。だからこそ、経営者はそんな小さい事と思いがちになるが、一方でその細かいところに経営の問題点が積み重なっているという気づきが重要だという事です。 でも無関心だからこそ、例えばコンプライアンス違反に連なる話は大概 「とにかく現場は頑張れよ」 だけしか思っていないからというわけです。 無茶ぶりに対しては結果的にコンプラ違反でしか対応できないというのがここ30年くらいとも言えます。 その点「現場はじつによく経営者を見ている」(P333)というわけです。 そして重要なのは標準化であると明言しています。 ちょっと長くなりますが 私は企業の現場を訪ねると、「マニュアルはありますか?あれば見せてください」と お願いする。 マニュアルとは「標準化された業務手順」のことだが、マニュアルの有無、どの程度細かく記載されているか、どういう頻度で更新されているかを見れば、その現場のレベルがある程度わかる。 これは生産現場だけに限ったことではない。程度の差こそあれ、すべての現場は定型的なルーチン業務を行っている。営業であれ設計であれ、現場におけるすべての業務が非定型のクリエイティブな仕事であることはありえない。(p93) かなりの部分は標準化できます。そしてそれは個人の否定ではないんですね。 やはり、どこか属人的要素が存在します。 それは非定型のクリエイティブな仕事だけではなく定型化、標準化したものでも出てくるものだと私は思っています。 それもスキル的なものではなくやる気や執着心のようなものも含まれるかもしれません。 ただ、それは標準化して初めて生まれる各個人個人のもつべき能力、スキル、であり、 また翻ってみればスキルすら明確に可視化されていない世界ではスタートラインにも立てていないとも言えます。 そして、こうした事は 一足飛びにできるものではなく「地に足の着いた地道な努力が不可欠であり」(P344)本気で取り組むかが非凡な現場になるかどうかの瀬戸際といえよう。 最後に感銘を受けたのは「現場は「刹那的な達成感」や「現場モンロー主義」という大きなリスクも内包している」 (P64)という一文。常々ビジネスの現場における達成感には2通りあると感じており、それをうまく言語化していると感じた。 大方多くの現場における達成感は「刹那的」であり、それが続けば当然疲弊し「長く働く」 「モチベーション高く働く」というのは難しくなるでしょうね。 現場、経営にビビっきたら。
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現場が日本企業の宝であり、ここで生まれる一人一人の改善活動が会社を良くしていくことが分かる一冊だった。
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