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南シナ海 中国海洋覇権の野望
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2014/10/01 |
JAN | 9784062192446 |
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南シナ海 中国海洋覇権の野望
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
2016/12/中旬に読了 南シナ海各国の現状、展望をルポタージュ的に概観していてなかなかおもしろかった。
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中国にとっての南シナ海は19世紀から20世紀にかけてのアメリカにとってのカリブ海のようなポジションにあるとみなすことができる。アメリカはカリブ海にヨーロッパ列強のプレゼンスと領有権があることを認識していたが、それでもこの地域を自分たちだけで支配することを狙っていた。 アメリカは...
中国にとっての南シナ海は19世紀から20世紀にかけてのアメリカにとってのカリブ海のようなポジションにあるとみなすことができる。アメリカはカリブ海にヨーロッパ列強のプレゼンスと領有権があることを認識していたが、それでもこの地域を自分たちだけで支配することを狙っていた。 アメリカは西半球を支配しており、しかも東半球のバランスオブパワーに影響を与えられるだけのパワーを持っているため、世界の平和を維持するだけでなく、国際貿易の土台となる海上交通線というグローバルなコモンズを守っている。 軍事の分野で本当に多極化が進むと、ある特定の地域では地理的に中心に位置している国家が有利になる。それが東アジアにおける中国だる。 国際政治におけるあらゆる道徳観念の問題の背後にあるのは、結局のところパワーに関する問題。 北東アジアでは中国、日本、韓国の間でおおまかなバランスオブパワーが成立している。南品化いでは中国が圧倒的な大きな脅威になっており、ベトナム、マレーシア、フィリピンのような国は日韓ほどには米軍やアメリカとの関係を持っていない。
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初めてこの著者の本を読んだ。訳者が語るように、ルポジュタール的な文体と旅行記スタイルで、その地で感じたことやインタビューと歴史を紐解きながら、その未来であるとかを考察している。納得させられるものであった。しかし、人間は戦いなくしては生きていけないのか?
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