非情な人ほど成果を上げる マキャベリ式最強の仕事術 日文新書日文PLUS

日本ビジネス研究会(編者)

• 販売会社／発売会社: 日本文芸社
• 発売年月日: 2013/03/01
• JAN: 9784537260151

商品レビュー

2022/09/27

「日本ビジネス研究会」の著書『非情な人ほど成果を上げる―マキャベリ式最強の仕事術』を読みました。

「イーサン・M・ラジエル」と「ポール・N・フリガ」の著書『マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック』に続きビジネス書です。

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本書はルネサンス期の思想家「ニッコロ・マキャベリ」の哲学をベースに、現代のビジネスシーンで勝つための処世術をまとめた本です。
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15～16世紀のイタリアの政治思想家で"マキュベリズム（権謀術数主義）"の語源となった人物として知られる「ニッコロ・マキャベリ」が政治統治者の在り方について論じた『君主論』をベースに、現代のビジネスシーンを勝ち抜くための知恵をまとめた一冊です。

　■はじめに
　　　非情な競争社会を勝ち抜く「禁断の知恵」を手に入れろ
　■第1章 とことん結果にこだわる!―マキャベリ式成功するための手段
　　　・結果がよければ手段は関係ない
　　　・出世するためには「話術スキル」も重要
　　　・自分の欲望を肯定する ほか
　■第2章 自分自身の確信と力をもつ!―マキャベリ式人の心を動かすための手段
　　　・重要なのは“尊敬できる人”だと思わせること
　　　・自分で決めた約束は必ず守る
　　　・責任をとらない上司に従う部下はいない ほか
　■第3章 多角的にとらえて他者を見る!―マキャベリ式本質を見抜くための手段
　　　・人間は利己的な生き物である
　　　・自分の能力を過大評価しない
　　　・嫌な人間のほうが得をする ほか

社会の現実を見抜き、「目的のためであれば、ときには悪も用いるべきである」という「ニッコロ・マキャベリ」の強烈な政治哲学がもとになっているので、、、

全てが納得できる内容ではなく、ちょっとなぁ…　と思わせる内容が多々含まれていましね。

でも、自分にはない、全く違う価値観をもった立場からのモノの見方を知ることで、新しい発見があったのも事実ですね、、、

結局、大切なのはバランスなんだろうなぁ…　と感じた一冊でした。

2017/02/05

成功するためなら犯罪にならない程度の悪いことをするのも厭わない！という本だった。確かに素直な人を羨ましく思うこともあるが、裏表を多少使い分けて仲間を増やすことも重要だ。それを堂々と肯定していることに安心した。