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理系の子 高校生科学オリンピックの青春 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2014/10/01 |
JAN | 9784167902155 |
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理系の子
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商品レビュー
4.4
22件のお客様レビュー
面白かった! タイトルをみただけでは自分は絶対読まない本(自分は文系なもので…)だったけど、読んだ方のレビューで興味を持ち、手に取りました。 幼いころから核融合炉を作ることに向かって進んでいた子、ハンセン病を患ったことがきっかけで、研究に進んだ子、モデルで女優の道を進んでいたの...
面白かった! タイトルをみただけでは自分は絶対読まない本(自分は文系なもので…)だったけど、読んだ方のレビューで興味を持ち、手に取りました。 幼いころから核融合炉を作ることに向かって進んでいた子、ハンセン病を患ったことがきっかけで、研究に進んだ子、モデルで女優の道を進んでいたのに、ひょんなことから研究に進めるきっかけを作った子、自閉症のいとことコミュニケーションをとりたくて、それが研究テーマになった子、子どものころから馬が好きで、ウマによるセラピーの研究をする子…。 まだまだ沢山の子どもが紹介されていますが、物心つくまでにもうすでに天才的な子もいれば、身の回りのちょっとした問題に疑問を持って、それを調べているうちに研究へと進むことになった子まで、様々な子どものサイエンスフェアに出場するまでの経緯、受賞後進んだ道が書かれています。 10代の子どもにこんなことができるんだ!と実に興味深かったです。 人って元々持っている才能でこういった道に進む人が多いと思っていた中で、出会った人、境遇がきっかけで大きな成功を成し遂げる人もいるのだな、と改めて感じました。
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東京オリンピック2020が終わりました。オリンピック期間中、泣くのが日課になってしまったので、涙なく1日が終わるのは寂しいです。本を読んで泣きたいと思い、このノンフィクションの傑作を再読しました。 この本を最初に読んだのは7年前のジャカルタのスタバ。日曜日の午後2時から読み始め...
東京オリンピック2020が終わりました。オリンピック期間中、泣くのが日課になってしまったので、涙なく1日が終わるのは寂しいです。本を読んで泣きたいと思い、このノンフィクションの傑作を再読しました。 この本を最初に読んだのは7年前のジャカルタのスタバ。日曜日の午後2時から読み始めました。 「ゴキブリは携帯電話ほどの大きさだった。最優先扱い郵便で生きたまま、送られてきたものだ」という書き出しからはまってしまい、蚊の羽音も忘れて読み耽り、気が付いたら5時過ぎだったと記憶しています。 原題は「サイエンス・フェア・シーズン」。アメリカでは盛んなイベントで、簡単に言えば、中高生が科学の自由研究を出品し、その成果を競うコンテスト。本書で取り上げているのは、「インテルISEF」と呼ばれているもので、賞金額は総額で400万ドルを上回るという大規模なものです。 中高生の自由研究といっても「核融合炉の製作」、「ハンセン病の真実に関する研究」、「馬を通じて、心を癒すホースセラピーの研究」、「蜂群(ほうぐん)崩壊症候群の研究」など、想像を絶する内容が並びます。 本書は研究テーマの解説ではなく、サイエンスフェアに挑んだ少年少女たちの生い立ちから、研究テーマを選んだ背景、研究に一心不乱に挑む姿を描くノンフィクション。そこには、家族や友情の物語、あるいは企業や偏見に挑戦する彼らの果敢な物語があります。 スポーツでも芸術でも、一生懸命に挑む姿は良いものです。本の帯に「感動と感涙の実話」とあるのは、決して大げさな宣伝文句ではありません。 例えば、ハンセン病に自らが罹病してしまった少女が、根拠のない恐怖や誤解を根絶やしにするため、友人の協力を得て懸命にハンセン病の真実を求めようとする勇気、喘息の妹のために太陽光を利用した巨大な熱水器をゴミ捨て場から生み出すネイティブ・アメリカンの少年の優しさ。本書に登場するのは単なる裕福な科学オタクのガキだけではなく、困難はあるけれど、科学が好きで好きで仕方がない純粋な少年少女たちです。 書評サイトHONZが選ぶベスト1。一食抜いても、絶対おすすめの★5つです。
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アメリカのサイエンスフェアに参加する子供たちのそれぞれのバックグラウンドやその研究に没頭する姿、そこから様々な気づきがあったり、子供がどんどん開花していく様子が純粋に面白い
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