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理系の子 高校生科学オリンピックの青春 文春文庫
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理系の子 高校生科学オリンピックの青春 文春文庫

ジュディ・ダットン(著者), 横山啓明(訳者)

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理系の子 高校生科学オリンピックの青春 文春文庫

902

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784167902155

理系の子

¥902

商品レビュー

4.5

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2026/01/23

まずインテルISEFという学生科学オリンピックや数々のサイエンスフェアの存在を知らなかった。こんな世界があるのかと。 探究心や好奇心のみならず、知性や忍耐力を持った若い才能のある子供達は、世界に感動や期待をもたらしてくれる貴重な存在だと改めて感じる。感受性もエネルギーもみなぎっ...

まずインテルISEFという学生科学オリンピックや数々のサイエンスフェアの存在を知らなかった。こんな世界があるのかと。 探究心や好奇心のみならず、知性や忍耐力を持った若い才能のある子供達は、世界に感動や期待をもたらしてくれる貴重な存在だと改めて感じる。感受性もエネルギーもみなぎっている若い世代の力たるや。人に与えられる教育の矮小さを痛感させられる。どんな分野でも、学びは能動的であるべきだ。誰から強制されることもなく、世界のすべてが不思議で疑問が次から次へと湧いて、純粋に何もかもを知りたかった幼い日々を思い出した。学びが生活の一部で、知りたい衝動が尽きなかったあの感覚を。 子供達の学びの欲求を挫いたり狭めたりするのは、学び方をマニュアル化して強制する大人のせいだ。本来子供達は限りない好奇心や探究心を持っているはずなのに、箱に閉じ込めて一様なカリキュラムを押し付け、学ぶ気を失せさせる。学び方は千差万別あっていいはずなのに。一方的に与える教育は子供たちの可能性を摘んでいる。 この本に出てくる子供達は、もちろん能力が秀でているとはいえ、自分の力で考え、行動し壁に当たりながらも、忍耐強く問題に取り組み克服し、周囲の人達の助けを得、助言を聞き、時には反省し人に感謝して問題を乗り越えていくことで、人間的に成長していく。それも中学生、高校生の年齢で。環境が十分に整っていなかったり、様々なバックグラウンドを持ちそれぞれに困難を抱えた子供たちにとって、並大抵のことではないが、達成感という報酬は何にも変え難い。それは報奨金や名誉ではないように思う。昨日の自分に打ち勝つ強さ、未来に向けて変化していく自分に気付き、今後の失敗や困難に屈せず前進を続ける自信を手に入れたことだ。 科学やスポーツだけでなく、このような華々しい舞台がなくとも、何かに興味を持ち、打ち込み、挫折しながらも前進する経験が人を成熟させ、人との貴重な出会いをもたらすのだろう。 それもこれもベースにあるのは、純粋な興味や好奇心、現状を打破したいという願望が彼らのエネルギーになっている。 成功するために子供たちに必要なのは、やりたいことをやる、それだけなのだ。 本当に!この言葉が刺さった。 成功とは、地位でも名誉でも評価でもお金でもなく、自分の人生を豊かにするための好奇心と探究心だ。 努力する者は楽しむ者に勝てない」とは、**孔子の『論語』に由来する言葉で、「何事も嫌々やるより、夢中になって楽しんでいる人の方が、結果的に大きな成果を出す」**という意味であり、楽しむことの重要性を示している。これは、才能や努力よりも「好きで熱中する気持ち」が最強の武器になるという、逆転の発想であり、このことの重要性をこの本が教えてくれた。 十代の子供たちの可能性は眩しい限りだが、既に大人の自分でも、探究心を持ってやりたいことをやる人生はどれだけ価値があり楽しいことか。他人にとってはどんなにくだらないことでも、自分にとっての鉱脈が掘り当てられればそれで豊かなのだ。人生はすぐ終わる。楽しまなくては。

Posted by ブクログ

2025/09/01

すごく楽しく読めました。 翻訳もいいんだろうな〜、違和感なく。 超おすすめです。 専門的なところはわからなくても、楽しめます。

Posted by ブクログ

2024/12/11

アメリカの高校生オリンピックに出場する子たちの話。 裕福な子や、本当に賢い子だけが出場しているのかと思ったが、そうではなかった。 いろいろな境遇の子たちが出場している。自分の家を温めるために研究をしたギャレット。少年院から出場したロイド。 もちろん周囲の大人の手助けや協力もあるだ...

アメリカの高校生オリンピックに出場する子たちの話。 裕福な子や、本当に賢い子だけが出場しているのかと思ったが、そうではなかった。 いろいろな境遇の子たちが出場している。自分の家を温めるために研究をしたギャレット。少年院から出場したロイド。 もちろん周囲の大人の手助けや協力もあるだろうが、子供たち自身がしっかりと考えてじっくりと研究に取り組んでいる。 アメリカでは高校生のころからこのようにしっかり科学に取り組む土台があるんだなと感じた。 巻末にサイエンスフェアに出場した日本人高校生の寄稿もあり、田中さんの研究も時間がかかる内容を根気強く取り組んでいて素晴らしいと思った。

Posted by ブクログ