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他人を支配したがる人たち 草思社文庫
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他人を支配したがる人たち 草思社文庫

ジョージ・サイモン(著者), 秋山勝(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 草思社
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784794220837

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商品レビュー

3.6

28件のお客様レビュー

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2023/08/20

いきなりは少し難しいかも

優れた書籍であることは間違いありませんが、いきなりこの書を読むと分かりにくいかも知れません。微妙なエピソードが挿入されているので、明確に典型的で分かりやすいエピソードの方が理解しやすいかも知れません。逆に考えると、日々の生活に隠れてしまいがちな精神的虐待を的確に指摘しています。

Muscat Love

2024/06/03

親を翻弄する子どもたち(主にティーンエイジャー)を「未熟で甘えている」のではなく一種のパーソナリティ障害と認定して冷静に対処しようとする著者に、バッサリ切り捨てる(というと言いすぎかもだが)冷酷さと同時に子どもを一人の別人格として捉えている敬意のようなものを感じた。これくらい子離...

親を翻弄する子どもたち(主にティーンエイジャー)を「未熟で甘えている」のではなく一種のパーソナリティ障害と認定して冷静に対処しようとする著者に、バッサリ切り捨てる(というと言いすぎかもだが)冷酷さと同時に子どもを一人の別人格として捉えている敬意のようなものを感じた。これくらい子離れ(子供は親の所有物ではなく、一人の人間である)している人間の方が子供とまともな距離で接することができそうだ。

Posted by ブクログ

2024/06/01

以前、職場にいた理解できない人 (おそらく自己愛性パーソナリティー障害) の言動について理解したくて 検索していく中で見つけた本。 ようやく読むことができた。 この本は1996年が初版で 私が読んだのは、これの改訂版で 2014年に出版されたものだ。 潜在的攻撃性パーソナリテ...

以前、職場にいた理解できない人 (おそらく自己愛性パーソナリティー障害) の言動について理解したくて 検索していく中で見つけた本。 ようやく読むことができた。 この本は1996年が初版で 私が読んだのは、これの改訂版で 2014年に出版されたものだ。 潜在的攻撃性パーソナリティーについて 30年近く前から指摘されていたのは驚きだ。 第1章では、 攻撃性パーソナリティーについて 分類や説明がなされている。 翻訳だからなのか、文章としては読みにくい。 というかとっつきにくい。 ただ、第2章から実例が出てくるので 想像してしやすく理解が進んだ。 著者は、 古典的な精神医学が対象とした 患者たちは神経症患者であり、 こうした従来の精神医学では 攻撃性パーソナリティーを見誤る という指摘をしている。 現在は、重い神経症患者は減ったが パーソナリティー障害が急増している。 そして、顕在的攻撃性に加え、 潜在的攻撃性パーソナリティーが増えていて この事実の普及と被害者救済を目的に この本は書かれているようだ。 古典的な精神医学を当てはめると、 彼らの行動には 深い意味や物語があるかに誤解してしまうが、 彼らはシンプルに 自分の勝利や権力にのみに関心があり、 それへの障害を排除するために あの手この手を使って攻撃してくるという。 そのやり口、手口については 第9章、10章にまとめられている。 彼らの被害者にならないためには、 彼らの餌食になりやすい 自分の特性に気づき変えていくこと、 彼らの攻撃にいちはやく気づき 毅然と対処することと述べられている。 「寛容社会にはびこる攻撃性」と題して エピローグがかかれていて、 著者が現状と今後を憂えていることがわかる。 ここからは、個人的な感想。 規律や規範に抑圧された時代には 神経症が蔓延していたが、 社会が自由をもとめ、時代は変わってきた。 多様性が許容されつつある現代の世の中は 良くなってきたかに思えるが… 顕在潜在を問わず攻撃性が急増している。 ここ日本でも猛威を振るっている。 モラハラや今話題のカスハラ、煽り運転など 攻撃性があらゆる場面で噴出している。 家族や職場などで この攻撃性パーソナリティーと 不運にも出会ってしまい 苦労する人たちが増えてきている。 だからこそこの本が 沢山の人に読まれているのだと思う。 攻撃性を備えてしまった人は 自身の対人戦略が他人に迷惑をかける 甚だ迷惑で誤ったものであるとは 全く気づいていない。 だから、本人は受診につながらない。 周囲の巻き込まれた人たち (多くは途中で気づき逃げ出すか、関係を断つが) 中でも不幸にも忍耐強い人が 被害者として受診に至る。 精神科現場で30年も前の時点で こうした事象が増えていることは実に恐ろしい。 私自身もいろいろな本や動画にあたったが 逃げられるなら逃げろ!が主な対処法だった。 本人は長い目で見れば正体がバレて 寂しい老後を迎えるとする意見も。 徒労に終わった被害者への慰めなのか。 内省する、自省する、 自制するシステムを備えていない 攻撃性パーソナリティーの人は 行動や言動を改める余地もなく ただただ他責するのみ。 この世に生まれる意味が、 さまざまな経験を積んで、他人だけでなく 自分自身への理解を深めることだとするならば 彼らは何の前進も改善も得られない 虚しい存在だと言える。 社会の大多数が、 こうした攻撃性をもって 欲しいものを手に入れようとする人 ばかりになってしまったら、 世の中はどうなってしまうのだろう。 エピローグにあった古い言葉の引用 「道徳を法律にすることはできない」 が重く響いてくる。

Posted by ブクログ

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