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バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼 角川ホラー文庫
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バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼 角川ホラー文庫

藤木稟(著者)

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バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼 角川ホラー文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/09/25
JAN 9784041019696

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バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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商品レビュー

3.6

49件のお客様レビュー

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2023/03/23

今回は難易度が今までのものに比べるとそこまで高くなかったのと、北欧神話に絡めた話で興味深く読めた。頭に穴開けて見えないはずのものが見える、みたいな映画を思い出しながら読んでました。 最後の宝探しはワクワクしてたのに、なぁ。。。 あと、磔、怖すぎる 2023.3.23 45

Posted by ブクログ

2023/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シリーズを亀の歩みで読み進めている弊害が出てきた。冒頭のビル視点の章、デンバーの事件……デンバー……と遠い記憶を掘り起こしつつ検索して、やっと符合。ビルの家族のぞっとする終わり方をした『ラプラスの悪魔』か! 残念な記憶力により物語の楽しさが少し損なわれたのは否めないが、今回もするすると読了。祝祭の最中に月が消えて氷漬けになるなんて、一瞬本当にファンタジーが発生したのかとドキッとしたけれど、平賀の隙のない謎解きで着地するのが気持ちいい。事件のベースになる北欧神話の解説のくだりも、興味深く読み込んだ。 チャンドラ・シン博士のバックグラウンドも開示され、胸が絞られる気持ちに。機械仕掛けのような振る舞いをするけれども、とてつもなく人間くさい人だなあ。やはりこのキャラクターは好きにならざるを得ない。初登場のミシェルも愛嬌があって微笑ましかった。 失踪したローレンの謎も深まっている。平賀ではなくロベルトに関心のフォーカスを合わせていた……?「天使と悪魔」のワードから、ラストのマスターはローレンのことだとは思うのだけれど。あと、あの一瞬の登場で圧倒的な存在感を残したジュリア司祭にもゾクッとさせられる。風呂敷がどんどん広がっている印象があるが、物語はどのように着地するのだろうか。この先も楽しみに読み進めたいと思う。

Posted by ブクログ

2022/06/15

ノルウェーの町で、月から血がにじみ出て、月が突然消え失せ、渦巻きの火花が散り、同時にある邸宅の室内では、僅かな時間の間に男が何トンもの氷で凍死するという事件が起こる。これは、連続殺人事件のひとつであり、そこへ北欧神話のハティとスコルという狼が関わっているというのだ。さらに、脳移植...

ノルウェーの町で、月から血がにじみ出て、月が突然消え失せ、渦巻きの火花が散り、同時にある邸宅の室内では、僅かな時間の間に男が何トンもの氷で凍死するという事件が起こる。これは、連続殺人事件のひとつであり、そこへ北欧神話のハティとスコルという狼が関わっているというのだ。さらに、脳移植手術、クローン人間、無限大数の方程式、多重人格などが絡んできて、不思議なことがてんこ盛りである。解決に当たるのは、何故かバチカン奇跡調査官のロベルトと平賀なのだが、それぞれの持ち味を生かして、事件の真相を解き明かす。最後に、キリストの聖杯と聖槍が出てきて、やっと奇跡調査官らしくはなる。なんだかんだと力技であるが、奇想天外な事件をちゃんと解明してしまう。2人の奇跡調査官の個性の違いも面白い。

Posted by ブクログ

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