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パリの国連で夢を食う。
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | イーストプレス |
発売年月日 | 2014/09/01 |
JAN | 9784781612430 |
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商品レビュー
4.1
77件のお客様レビュー
国連で働くと言う、普通じゃできない事を簡単にやってのけ、更にソルボンヌ大学の先生までやってしまう強者。 相当優秀な人なんだろう。 しかし、思い通りに組織が動かない事が、退職の引き金になったのかあっさりと退職してしまう。 なんかもったいない話だなあと思うけど、こう言う人って何やって...
国連で働くと言う、普通じゃできない事を簡単にやってのけ、更にソルボンヌ大学の先生までやってしまう強者。 相当優秀な人なんだろう。 しかし、思い通りに組織が動かない事が、退職の引き金になったのかあっさりと退職してしまう。 なんかもったいない話だなあと思うけど、こう言う人って何やっても成功するのだろう。 せっかくだから、もう少し国連職員の仕事を詳しく知りたかったが、まあそれはどうでもいい事。 世の中には凄い人がいるもんだ。 別の著書も読んでみようと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
5年半、パリの国連機関で働いた女性の体験記。 原田マハさんのリボルバーを読み、 もう一度パリに行きたーい!!と思いを募らせていたところ、本書に出会い拝読。 アリオさんは 自身のことを努力家ではないと言うが、野心に満ちていて何事も貪欲に取り組もうとする姿勢は才能だし、やはり努力家だと思う!! (特に、組織としての環境負荷把握プロジェクトの場面で面白そう!とすぐに手を挙げた場面は、 アリオさんらしいと思う) だから異国の地でも、すぐに人脈を広げ楽しむことができたんだろうな〜 そして国連での勤務を 憧れで終わらせず、実際に経験したからこそ 分かったことが沢山あり 自分が生涯いる場所はここではないという結論に 至ったのだろう。 パリの街の雰囲気もイメージできて良かった。 スクワットの存在も知らなかったし、 “サキーナの世界”では、バンリュー(郊外)について触れてあり考えさせられた。 いつかまたフランスに行くことがあれば 自分自身も異なるファインダーを通して 見れるようになっておきたいな。
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「新田次郎文学賞を受賞した川内有緒が、パリと国連の5年半におよぶ体験をユーモラスに描いた、30代女性のライフストーリー」というのが本書の紹介である。パリの国連で勤務する川内さんがその時の様子を描いたものであり、それは本当に面白いが、そもそも川内さんご自身のキャリアがすごい。 日大...
「新田次郎文学賞を受賞した川内有緒が、パリと国連の5年半におよぶ体験をユーモラスに描いた、30代女性のライフストーリー」というのが本書の紹介である。パリの国連で勤務する川内さんがその時の様子を描いたものであり、それは本当に面白いが、そもそも川内さんご自身のキャリアがすごい。 日大芸術学部を卒業後、アメリカでマスターを取得、そのままアメリカのコンサル会社に勤務した後、日本に帰国、日本でシンクタンクに勤務。コンサル、シンクタンクでキャリアを積むが、ふとしたことからパリの国連機関に応募し、2000倍の競争率を突破して勤務することになる。その間、これもふとしたことから、パリの大学で教えることになったり、旅人として知り合い、バルセロナでサッカーライターとなった男性と結婚したりする。その時々でやりたいことを見つけ、それに真正面から取り組むのが川内さんの生き方だが、とにかくパワフルでエネルギーに満ち溢れた生き方をされていて、すごいと思った。本書の中で、パリに住む興味深い日本人にインタビューをし、それを文章にまとめる自分なりのプロジェクトについての描写があるが、それも「パリでメシを食う。」という文庫本になって出版されている。才能にも恵まれた人だ。 この「パリでメシを食う。」を始めとして、川内さんの他の著作も読んでみようと思った。
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