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かごめかごめ 書籍扱いC
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かごめかごめ 書籍扱いC

池辺葵(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 秋田書店
発売年月日 2014/09/08
JAN 9784253100533

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商品レビュー

4

8件のお客様レビュー

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2019/09/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まずは絵! フルカラーの色彩の美しさなわけだが、すべて光の表現に通じているのだ。 紙に光は描けないというのに光を感じるとは。 フェルメールとかレンブラントとか。 あるいは「モノクロ漫画描き」としての高野文子とか。 話と絵の静謐さが通じ合っているのも、素敵。 他の作品も読んでみよう。

Posted by ブクログ

2015/05/28

無言と静寂が欲望を雄弁に語る美しい作品。祈りと裏切りの狭間で続いていく日常は、危ういバランスで成り立っているのかもしれないけれど、自分の脆さを分かった上でなお、そこに立とうと決めることで続いていくのかもしれない。何を思い、何を祈っていても終わることない「日常」の強靭さは、マルエナ...

無言と静寂が欲望を雄弁に語る美しい作品。祈りと裏切りの狭間で続いていく日常は、危ういバランスで成り立っているのかもしれないけれど、自分の脆さを分かった上でなお、そこに立とうと決めることで続いていくのかもしれない。何を思い、何を祈っていても終わることない「日常」の強靭さは、マルエナの市井の暮らしでも、アミラの修道院での生活でも同じなのだろう。

Posted by ブクログ

2015/05/04

自分で自分を許すしかない。自分で自分を癒すしかない。自分で自分を認めるしかない。 でも、考えてみれば「ゆるし方」を習ったことはない。だから、作中にその道標として拝読する祈りがあることを、少しうらやましくも感じた。 ついた傷の深さは結末で明示されない。どちらが籠の内で、どちらが...

自分で自分を許すしかない。自分で自分を癒すしかない。自分で自分を認めるしかない。 でも、考えてみれば「ゆるし方」を習ったことはない。だから、作中にその道標として拝読する祈りがあることを、少しうらやましくも感じた。 ついた傷の深さは結末で明示されない。どちらが籠の内で、どちらが外なのかも。

Posted by ブクログ

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