かごめかごめ の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
まずは絵! フルカラーの色彩の美しさなわけだが、すべて光の表現に通じているのだ。 紙に光は描けないというのに光を感じるとは。 フェルメールとかレンブラントとか。 あるいは「モノクロ漫画描き」としての高野文子とか。 話と絵の静謐さが通じ合っているのも、素敵。 他の作品も読んでみよう。
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無言と静寂が欲望を雄弁に語る美しい作品。祈りと裏切りの狭間で続いていく日常は、危ういバランスで成り立っているのかもしれないけれど、自分の脆さを分かった上でなお、そこに立とうと決めることで続いていくのかもしれない。何を思い、何を祈っていても終わることない「日常」の強靭さは、マルエナ...
無言と静寂が欲望を雄弁に語る美しい作品。祈りと裏切りの狭間で続いていく日常は、危ういバランスで成り立っているのかもしれないけれど、自分の脆さを分かった上でなお、そこに立とうと決めることで続いていくのかもしれない。何を思い、何を祈っていても終わることない「日常」の強靭さは、マルエナの市井の暮らしでも、アミラの修道院での生活でも同じなのだろう。
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自分で自分を許すしかない。自分で自分を癒すしかない。自分で自分を認めるしかない。 でも、考えてみれば「ゆるし方」を習ったことはない。だから、作中にその道標として拝読する祈りがあることを、少しうらやましくも感じた。 ついた傷の深さは結末で明示されない。どちらが籠の内で、どちらが...
自分で自分を許すしかない。自分で自分を癒すしかない。自分で自分を認めるしかない。 でも、考えてみれば「ゆるし方」を習ったことはない。だから、作中にその道標として拝読する祈りがあることを、少しうらやましくも感じた。 ついた傷の深さは結末で明示されない。どちらが籠の内で、どちらが外なのかも。
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この静けさと美しさはなんでしょうね。コミックを読んで、こんな気分になったのは初めてです。静謐、とでもいうのでしょうか。マルエナもアミラも幸せになって欲しいです。ヨーロッパの教会に行ってきたはかりなので、そのときの厳かな雰囲気が蘇り、とても重みを感じました。セリフもとても短いけれど...
この静けさと美しさはなんでしょうね。コミックを読んで、こんな気分になったのは初めてです。静謐、とでもいうのでしょうか。マルエナもアミラも幸せになって欲しいです。ヨーロッパの教会に行ってきたはかりなので、そのときの厳かな雰囲気が蘇り、とても重みを感じました。セリフもとても短いけれど、研ぎ澄まされていて染み入ります。大切にしたい作品です。
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全カラーで素敵なんだけど、私にはいまいちだった。 メッセージ性が強い感じ?感受性高くないと感動できない気が…。
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久しぶりに帰った実家にて。 全編フルカラー、優しく淡い色合いで美しい世界を堪能できた。 捨てられた子は 捨てた人は 何を祈るのか
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読み進めるうちに、胸にじわじわとくるものがある感じでした。この作家さん独特の淡々とした空気感が漂っている中にオールカラーがとてもよくあっていて、よかったです。 主の世話をし、管理することで一生を終える修道女たち。とらわれたかごの中の鳥のように自由のない一生。一人の人間として何を大...
読み進めるうちに、胸にじわじわとくるものがある感じでした。この作家さん独特の淡々とした空気感が漂っている中にオールカラーがとてもよくあっていて、よかったです。 主の世話をし、管理することで一生を終える修道女たち。とらわれたかごの中の鳥のように自由のない一生。一人の人間として何を大切にして、生きていくのかを考えさせられる内容でした。
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シーンと静寂した物語の中、修道女達の日常が淡々と描かれているのだけれど、そんな修道院の中で起こっている人間模様はなんともいえない独特な感じが逆に新鮮に描かれていて、その中で起こったある出来事。 修道女達のそれぞれの生き方、女の幸せとは?本当の幸せとは?など少し考えさせてくれるよう...
シーンと静寂した物語の中、修道女達の日常が淡々と描かれているのだけれど、そんな修道院の中で起こっている人間模様はなんともいえない独特な感じが逆に新鮮に描かれていて、その中で起こったある出来事。 修道女達のそれぞれの生き方、女の幸せとは?本当の幸せとは?など少し考えさせてくれるような話だったように思います。
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