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〈わたし〉はどこにあるのか ガザニガ脳科学講義
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〈わたし〉はどこにあるのか ガザニガ脳科学講義

マイケル・S.ガザニガ(著者), 藤井留美(訳者)

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〈わたし〉はどこにあるのか ガザニガ脳科学講義

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店出版部
発売年月日 2014/08/01
JAN 9784314011211

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商品レビュー

4

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2026/01/08
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※このレビューにはネタバレを含みます

〈わたし〉はどこにあるのか: ガザニガ脳科学講義 世界最高峰の知性が講師を務める「ギフォード講義」の内容を元にしたものです。脳科学の足跡を辿りつつ、精神と脳の関係、自由意志と決定論、社会性と責任などが解説されます。 自分が自分であることを意識できるのは、左脳にあるインタープリターと呼ばれる部位が、常に体内・体外からの情報を元に物語を紡いでいるからであるという解説は結構衝撃的。人の意識はまず入力に対して超分散処理が行われた結果の反応として体に現れ、そのあとになぜそうしたかが考えられるということ。それに、物語と合わない情報などは無視されたりすることなどが解説されています。 また、脳は対人、対物、環境などとのインタラクションで働くものであって、一つの脳を研究したり、ましてや人以外の脳を研究しても脳のことはわからないという還元主義への警句も書かれていました。 そういった意味で、脳のネットワークは脳単体でもそれがインタラクションする外からの刺激を加えればなおさら複雑系とみなすことができるため、初期条件によって大きく異なった結果が出るということも頷けます。 後半は著者の専門である脳と法律、倫理の話となり、MRI画像が法廷で一人歩きする危険性が指摘されています。最新の脳科学の成果から裁判や法体系も見直す必要があることに関しては、実現は難しそうですが、必要なことだということには激しく同意します。 いろいろとためになった一冊でした。 竹蔵

Posted by ブクログ

2025/07/23

「確実に俺好みの本であるはずなんだけどおそらく分厚くて難解だろうからもうちょっとこう、気持ちに余裕?がある時にゆっくり読みたいよね。」 とか言い訳しながら長く図書館カートに放置していたもの。 読んでいて「こんな賢い人が書いたものなのになんで読みやすいのかしら」と不思議でしたが訳...

「確実に俺好みの本であるはずなんだけどおそらく分厚くて難解だろうからもうちょっとこう、気持ちに余裕?がある時にゆっくり読みたいよね。」 とか言い訳しながら長く図書館カートに放置していたもの。 読んでいて「こんな賢い人が書いたものなのになんで読みやすいのかしら」と不思議でしたが訳者あとがきに「2週間にわたって行われたギフォード講義の内容をまとめたもの」とあって納得。 脳研究の歴史から始まり展開していきますが、講義を文字にしたものだからなのか語りが自然で肩の力が抜けている。多様な実験紹介も多く難解な内容でもすんなり読めます。(記憶および理解出来るかどうかは別ですよ) 私も多くの方々と同じように「自由意志なんてそんな贅沢なものが我々にありますかねぇ」「脳みそは大嘘つきですからねぇ」「バカな行動と責められても私がバカで、かつバカな行動を繰り返すのは私にはどうすることも出来ない気がしますけどねぇ」「とはいえ人間の共同社会の中で生きてますから極力まともな一市民であるように努力はしますよ」「虚しくなったりはしませんよ。どうせ全ては幻なのだから。幻の中のさらなる幻の私。そのさらに幻の私の心。今これがリアルだと感じられるならばそれに従います。虚無にはならない。だって全部虚無だから。」的な感じ。なのでこちらの本で語られるものは共感and共感。 どのページも良かったんですが印象に残ったところをここに。 P143 「人間には自由意志があるという信念は文化に深く根付いている。人も社会もそれ前提の方がうまくいくのは事実。それが自由意志への信念をますます強める。」 「自由意志を信じる人は良い振る舞いをする(決定論に触れると努力しても無駄、不正オッケーとなるきっかけになる可能性)」 私なんかもそうですけども、自由意志がある、自分の中の小さい自分(精神)が俺を動かせている!と思い込めるからこそ生きていけるといいますか。 不本意ですが軽めの宗教っていうのは治安維持のための必要不可欠アイテムですかね。認めなくないけど。これがないと世の中はもっと酷くなってるのかなぁ。池の水が異臭を放つから水抜いて入れ替えしたとしても、次の水がさらなる腐敗を招くことなるやも知れませんもんね。とんでもない泥水が流入するのを阻止している泥水、みたいな。チンチローとチャナエの流入を防ぐピチバ。 また、ここでもてんかん治療脳梁切断後の実験が多数あげられています。右脳左脳のそれぞれの得意不得意分野を知るだけでなく、双方の連絡(脳梁)を失ったあとでも首を回したり耳で拾ったりしながら自意識を無理矢理後付けしていく様も興味深いですが、これって別に脳梁切断患者だけの話じゃないよなーと思い知らされます。 スティーブンピンカーの考えた「英国人女性教師」「小1テディベアモハメッド」トロッコ問題など、随所に散りばめられた実験や問題がリズムでありスパイス。 別に運命論者や決定論者となって「全ての努力は無駄!」「無意識も意識も罪はない!」などと言い出すことはしませんが、自分自身への信用信頼といいますか、自分が見たもの聞いたもの記憶にあるものなんてものはあまり信じなくていいかな、と気楽になれます。(すでにそう思ってるけどね)

Posted by ブクログ

2025/06/23

メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1936765425649618967?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw

Posted by ブクログ