1,800円以上の注文で送料無料

その女アレックス カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ 文春文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

その女アレックス カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ 文春文庫

ピエール・ルメートル(著者), 橘明美(訳者)

追加する に追加する

その女アレックス カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ 文春文庫

定価 ¥979

220 定価より759円(77%)おトク

獲得ポイント2P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

7/31(水)~8/5(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/08/01
JAN 9784167901967

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

7/31(水)~8/5(月)

その女アレックス

¥220

商品レビュー

3.9

998件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/06/17

グロテスクな表現がさらに現実味を帯びさせ、どろどろとした奇妙で陰鬱な感情の渦に引き込んで行く。気が付くと立場が逆転し、淡々と進んでいく場面がやってくる。それがどんな意味を持つかも知らずに… 読み終わった後のスッキリした気持ちは流石と言わざる負えない。ピエール・ルメートル、ぜひ他の...

グロテスクな表現がさらに現実味を帯びさせ、どろどろとした奇妙で陰鬱な感情の渦に引き込んで行く。気が付くと立場が逆転し、淡々と進んでいく場面がやってくる。それがどんな意味を持つかも知らずに… 読み終わった後のスッキリした気持ちは流石と言わざる負えない。ピエール・ルメートル、ぜひ他の作品も読みたい。

Posted by ブクログ

2024/06/11

洋物は読みにくくてあまり読まないんだけど、評判が良く、かつフランスの作品(エログロバイオレンスが多い)と聞いて読んでみたらあらまぁ面白いこと。どんでん返し系に慣れてるつもりだったけどプロットがよく練られてて納得の読了感。かなりオススメしたいけどオススメする人を選んでしまう作品。

Posted by ブクログ

2024/06/10

この本は当時、相当話題になったから、一度読んだことがある。約10年くらい前の話だ。苦悩しているのか痛みに耐えているのか、頭を抱えてうずくまるように座っている女性の表紙は衝撃的だった。 大まかなあらすじは覚えているつもりだったのに、今読んだら全然違う小説みたいに思えた。なぜわたしは...

この本は当時、相当話題になったから、一度読んだことがある。約10年くらい前の話だ。苦悩しているのか痛みに耐えているのか、頭を抱えてうずくまるように座っている女性の表紙は衝撃的だった。 大まかなあらすじは覚えているつもりだったのに、今読んだら全然違う小説みたいに思えた。なぜわたしは、カミーユとアレックスを忘れてしまうことができたのだろう。 アレックスは見知らぬ男に突然車で拉致されて、壮絶な暴力を振るわれた。その後、小さな木箱に全裸で押し込められて放置された。なぜ自分がこんな目に合わなければならないのか、あの男は誰なのか、全く分からないままに刻々と近づいてくる死に怯えた。 一方、路上で女性が拉致されたのを目撃したという情報が入り、その証言を元に警察が動き出す。チームを任されたのは、まだ失意のどん底にいるカミーユだ。 アレックスは、読んでいるわたしの気持ちをこれでもかと揺さぶり続けた。 最初は「生きたい」という執念だけで、あの地獄から脱出した強さ。 その後には、なぜ無差別に行き当たりばったりでそんなことをするのかという戸惑い。 そしてその後の展開と、彼女の過去。 もし1作目の『哀しみのイレーヌ』を読んでいないなら、まずはそちらを先に読まなければならない。それはこの本で1作目のネタバレをしているからではない。カミーユが過去に経験した絶望ががどういうものなのかを知り、彼を取り巻く人々がどのような人で、どういう関係性なのかを分かっていなければ、2作目の本当の良さは感じられないはずだと思うから。 アレックスが世界一孤独な夜に流した涙は、図らずもカミーユを救うことになった。ハッピーエンドとは言い難いラストにも関わらず、爽快感とともに心が温かくなるのを感じた。 本当に再読してよかったと思いました。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品