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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2014/08/20 |
JAN | 9784022512048 |
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商品レビュー
3.8
196件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
宗栄様が好きでした。 蓑吉の話を信じてはいても、大袈裟にいっているのだろうと軽んじていたことを、怪物に出くわして、間違いに気づいて、即座に謝るところとか。 自分の気持ちを蔑ろにしない人は、他人の気持ちも蔑ろにしないから、見ていて心地いい。 そんな人だから、朱音様も唯一?無茶なお願いができたんだろうなぁと思う。 それにしても、ほんとにあった話?と思ってしまうのは、人の心の機微が細やかに書かれているからだろうか? 呪いとか怪物とか。物語の中の人でさえ莫迦な御伽噺としていたものが、怪物に遭遇して、倒そうという意気込みから、恐怖に変わっていく過程とか。 体験しているわけではないのに、違和感なく受け入れていってしまうのが不思議。
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※このレビューにはネタバレを含みます
元禄時代。山間の村が何者かに襲われ、一夜にして壊滅してしまう。熊か?山犬か? そしてついに姿を現した怪物。怪物の正体は?どうして現れた?人間達は倒す事ができるのか!? 何者かに村が襲われる所から物語が始まり、やがて正体を現した怪物。刀や鉄砲で応戦する人間達。その緊迫感にドキドキ。 現代ではなくその時代だからこその面白さという気もします。 SF映画に出てくるかのような怪物の姿を大いに想像を膨らませ読みました。 もちろん、ただ怪物が暴れるだけでなくそこに絡み合う隣同士の藩の因縁だったり、悲しい運命を背負った兄妹の事だったり読みごたえありました。 おそらく初めて時代小説を読みました。 敬遠してましたが、また読んでみようかな。
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