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映画篇 新潮文庫
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映画篇 新潮文庫

金城一紀(著者)

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映画篇 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2014/07/01
JAN 9784101351520

映画篇

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商品レビュー

4.5

21件のお客様レビュー

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2023/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

映画はその人との巡り合わせ。それは思い出になる。『対話篇』はちょっと悲しみ度合いが多かったけど、この『映画篇』の読後は晴れやかな気持ちになる。涙より笑顔になるいい話。特に最後の「愛の泉」は大好きです。「ドラゴン怒りの鉄拳」、「ペイルライダー」もお気に入り。あと、「対話篇」含めたそれぞれのちょっとした繋がり、ニアミス具合が個人的に好きなポイントです。ただ映画についてもっと知識があればもっと楽しめただろう。ちょっと残念。ま、それでも面白かったです。

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2022/12/07

ローマの休日を軸に展開される5篇のオムニバス形式の小説。 小説にオムニバスを使うのかどうかは一旦おいとき、そこも、映画からインスパイアされたものなのか?と思うと俄然胸がワクワクする。 面白い、面白すぎる。 映画も好きだから、という軽めの感覚で手に取ったけど、もっと早く読みたかっ...

ローマの休日を軸に展開される5篇のオムニバス形式の小説。 小説にオムニバスを使うのかどうかは一旦おいとき、そこも、映画からインスパイアされたものなのか?と思うと俄然胸がワクワクする。 面白い、面白すぎる。 映画も好きだから、という軽めの感覚で手に取ったけど、もっと早く読みたかった。 1篇、1篇が濃くて、胸が詰まる。 ローマの休日が軸なだけでなくて、 スパイス的要素として、どの話にも、若い男と、人妻の不倫物のフランス映画が出てくる、これもまた良い。 皆さん、愛の泉がやっぱ1番好きなのかな? わたしは、恋のためらい/フランキーとジョニーもしくはトゥルーロマンス 篇が、 1番、うぐぐぐぐと、なりました。 easy come, easy go! 簡単に手に入ったものは、簡単に手から離れていってしまう

Posted by ブクログ

2022/11/13

8月31日、区民会館での『ローマの休日』上映会を軸とした、5つの物語。 作中に出てくる映画を全部見てみたいと思った。 このように、作品が作品を教えてくれることが、私はとても好きで。 『愛の泉』は主人公の思想が面白く、終始クスクス笑いながら読むことができた。 個人的な話をする...

8月31日、区民会館での『ローマの休日』上映会を軸とした、5つの物語。 作中に出てくる映画を全部見てみたいと思った。 このように、作品が作品を教えてくれることが、私はとても好きで。 『愛の泉』は主人公の思想が面白く、終始クスクス笑いながら読むことができた。 個人的な話をすると、この本は古本屋で適当に購入したのだが、8月31日は私の誕生日であり、私もかなり映画が好きなので、シンパシーを感じる大切な作品になった。

Posted by ブクログ