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ジュリアス・シーザー ちくま文庫シェイクスピア全集25
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2014/07/01 |
| JAN | 9784480045256 |
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ジュリアス・シーザー
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ジュリアス・シーザー
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商品レビュー
4.1
8件のお客様レビュー
シーザーがブルータスに裏切られて終了の物語かと思いきや、全然シーザーが主役じゃなかった。劇としては満点。読み物としては普通かなと。 やっぱり「亡くなった登場人物の亡霊」は出てきますよね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
歴史に詳しくない人でも知っている、あまりにも有名な「ブルータス、お前もか?」というセリフ(本作では「お前もか、ブルータス?」)。カエサルがブルトゥスに暗殺された場面で発したとされているが、人口に膾炙した「元ネタ」はこのシェイクスピアの戯曲だろう。その場面が気になったこともあり今回手に取ってみたが、読んでみて驚いたのは、その場面の知名度やタイトルから、シーザー(カエサル)が主人公だと思いきや、その本人は第三幕第一場で早くも亡くなってしまい、むしろ殺した側であるブルータスのほうがメインであること。そして、マーク・アントニーもまた主要な登場人物のひとりで、物語の終盤ではイニシアティヴを握っているといってよいだろう。巧みな演説で民衆を煽動して、結果的にはブルータスをも死に至らせてしまう。登場人物の誰もが三者三様の意思で動いており、はたして誰が悪いのか、あるいは悪くないのかということがわからなくなってしまうが、個人的にはアントニーという人物がすごく印象に残った。最終的には「勝者」であろうが、ほんとうの意味では悪人なのではないかと思った。権謀術数が渦巻くことは歴史の性であるとはいえ、民衆を突き動かしてまで「天下」を狙うアントニーの野心には背筋が寒くなる。わたしはこう言ってやりたい――「アンソニー、お前か」と。
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ブルータスの市民に対する演説と、その後のアントニーのシーザーを称えつつもブルータスを間接的に敵視し、民衆を先導する演説の巧みが素晴らしかった。四大悲劇よりも心に刺さった。
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