マスカレード・ホテル 集英社文庫

東野圭吾(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2014/07/18
• JAN: 9784087452068

商品レビュー

2017/02/05

ブレないおもしろさ

[とらじろう]

おもしろかったから良いのですが。真犯人はこの人だったのか、そりゃないだろと思ってしまった。「赤い指」みたいな感じ。現実的には絶対バレるでしょう。

2025/11/30

連続殺人事件に残された数字の法則により次は一流ホテル・コルテシア東京が現場とわかり、刑事の中ではホテルマン(フロント対応)として化けられそうな見た目の新田浩介が潜入する。与えられた担当に不満ながらも新田の指導担当になった山岸尚美に厳しい指導を受けながらホテルマンスキルを身に付け、同時に一筋縄では行かない数多の客とその対応を学んでいく。怪しい客ばかりでてきて、はっきりいってどこが事件の端緒なんだ?と訝りながら読む羽目になります。本文中で不可解な殺人事件が少しずつ明らかになり、いよいよこのホテルのXディか！…一気読みさせられました。
東野圭吾さんの作品は多作ゆえに未読多くて、新作がシリーズものだと最初から読んでみるという感じで追いかけてます。気合い入れないと遥か彼方に新作があるシリーズとかありますよね…。読むと楽しいんだけどね。追い付かないんですよ。きっと永遠に……。
殺人も不倫もあるので、基本は中学校以上。凄くエログロはないから、個人判断で小学生も可、かな。

2025/11/28

2回目だが、最新作まで読んでから最初に戻ってきたら、新田がこんなに未熟で発展途上な状態だったのか、と新鮮な気持ちになった。やはり東野圭吾さんは面白い。他のシリーズも振り返って読んでいこうと思う。何度読んでも面白いという作家に出会えてよかった。