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歩いて行く二人 岸惠子 吉永小百合
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歩いて行く二人 岸惠子 吉永小百合

岸恵子(著者), 吉永小百合(著者)

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歩いて行く二人 岸惠子 吉永小百合

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 世界文化社
発売年月日 2014/07/03
JAN 9784418145027

歩いて行く二人 岸惠子 吉永小百合

¥385

商品レビュー

4.3

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2020/06/28

岸惠子と吉永小百合。唯一無二の存在感を放つ女優二人のパリや横浜での対談を収めた一冊。この豪華な組み合わせは銀幕でも今のところ1983年の「細雪」でしか実現していないとか。対談の初出は「家庭画報」誌だし、写真もいっぱいでまさに高級婦人誌のグラビアが本になったような感じなんだけど、さ...

岸惠子と吉永小百合。唯一無二の存在感を放つ女優二人のパリや横浜での対談を収めた一冊。この豪華な組み合わせは銀幕でも今のところ1983年の「細雪」でしか実現していないとか。対談の初出は「家庭画報」誌だし、写真もいっぱいでまさに高級婦人誌のグラビアが本になったような感じなんだけど、さすがに才色兼備な二人の対談は、岸惠子は、吉永小百合は、何を語るんだろうという期待に違わず読ませるものだった。 際立つのは二人の違い。大ぶりのアクセサリーを着けたドレスの岸惠子と和服の吉永小百合という見た目がそのまま主張にも反映されているような気さえしてくる。即断即決しては後悔する(と言いながらそれをサバサバと語る)岸惠子に対し、自分の意見を言うのに気後れしてしまうのがコンプレックスだという吉永小百合(でも、いざというときは自分で決断できるのが長所だと)。そんな対極にありながらも芯をもつ二人の会話は、「私も」ではなく、共感を示すときも「私は」で語られる(印象が強い)。 原発の廃止、憲法9条の保持を訴える吉永小百合に対し、パリを拠点に世界の現実を見てきたという岸惠子は、まったくの廃止・保持は無理で落としどころを探るべきと主張する。そんなときは、それぞれのイメージもあってひたむきにひとつことに執心するより、バランスをとって器用に生きていくほうが現実的かもと、普段の自分と反対のようなことを思ってしまったり。 ま、こんなふうに世界のあり方にまで話は及ぶんだけど、一番響いた言葉は「私ね、最初にどんな恋、どんな失恋をするかで、女も男も一生の愛の道が決まっちゃうと思うのよ。」(p.46)という岸惠子の言葉かな。

Posted by ブクログ

2015/03/02

私は子どもの頃から吉永小百合さんが大好きでした。美しく凛としていて、それでいて普段のインタビューなどでは親しみやすい雰囲気で、もちろん今も大好きな女優さんです。 その吉永小百合さんと岸恵子さんの対談集です。 自分の意見をはっきりとおっしゃるお二人は本当に素敵です。 お二人の写真は...

私は子どもの頃から吉永小百合さんが大好きでした。美しく凛としていて、それでいて普段のインタビューなどでは親しみやすい雰囲気で、もちろん今も大好きな女優さんです。 その吉永小百合さんと岸恵子さんの対談集です。 自分の意見をはっきりとおっしゃるお二人は本当に素敵です。 お二人の写真はもちろん、2回目の対談場所のパリの写真もとてもきれいでした。

Posted by ブクログ

2014/10/03

写真集付き対談、のような本。 すごく豪華で、綺麗な写真ばっかりやけど、まったくやらしくない。大人の美しさを感じた。 あと、お二人とも生まれ変わったら女優になりたくないとしていたのは、そうなんや、と思った。

Posted by ブクログ

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