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天頂より少し下って 小学館文庫
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天頂より少し下って 小学館文庫

川上弘美(著者)

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天頂より少し下って 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2014/07/08
JAN 9784094060638

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天頂より少し下って

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商品レビュー

3.7

32件のお客様レビュー

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2024/07/26

不思議な恋愛、友情、親子愛、いろんな愛情がてんこ盛りの短編たち。 『こわいな、少しだけ思った。人を好きになるのはこわいものなんだなあ、そうおもった』金と銀より 『男とか女とか息子とか母親とか、そういうのをひっくるめてともかく生きてゆくこととか、なんて厄介なことをあたしは始めちゃっ...

不思議な恋愛、友情、親子愛、いろんな愛情がてんこ盛りの短編たち。 『こわいな、少しだけ思った。人を好きになるのはこわいものなんだなあ、そうおもった』金と銀より 『男とか女とか息子とか母親とか、そういうのをひっくるめてともかく生きてゆくこととか、なんて厄介なことをあたしは始めちゃったんだろう、真琴は思う。笑うしかないくらい厄介なことごと。笑いつづけるしかないくらい、面倒くさくてこみいっていて矛盾していて、でもどうあってもやめられないことごと』天頂より少し下ってより 言葉ひとつひとつがなんだか刺さる!なんて素敵な言葉たちなんでしょう!

Posted by ブクログ

2022/11/23

日々に疲れて、精神がしんどくて、生きていくことの大変さを噛み締めているときに、すごくじんわり染み渡るあたたかいお話だった。表題作はうるっとして、泣きそうになっちゃった。

Posted by ブクログ

2021/10/04

やはり奇妙でユニークな人が出てきて、肩の力が抜け気持ちがほぐれてくる。一話読み進むうち、現実味を増すストーリーに、知らないうちに入り込んでいる。 文章から感じ取る会話のテンポがとても好き。恋愛を描く短編とは括りたくない。人生って感じがする。 特に印象的なのは、「壁を登る」。五郎さ...

やはり奇妙でユニークな人が出てきて、肩の力が抜け気持ちがほぐれてくる。一話読み進むうち、現実味を増すストーリーに、知らないうちに入り込んでいる。 文章から感じ取る会話のテンポがとても好き。恋愛を描く短編とは括りたくない。人生って感じがする。 特に印象的なのは、「壁を登る」。五郎さんはお天気になると家の壁を登る。そのえが浮かんで頭から離れない。一話完結人情ドラマのよう。終わり方がとても好きです。 表題作、主人公は年頃の息子がいるシングルマザー。11歳年下の恋人がいる。母親であり、恋をする女でもある。女性はいくつになっても恋をすると少女のようなんだなぁ。同じような状況の知人がいるのでこういう気持ちなんだな、と思った。 靴を探しているとき、靴屋の店員涼と出会う。 お目当ての靴が見つからなかったとき「あきらめるのもいいかもしれません」と声を掛けた涼。 あきらめなさい、その言葉で私も楽になったことがあります。 日々はそう変わるものではない、でもそれでいいじゃないの、と著者が言われてるような気がした。

Posted by ブクログ

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