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忘却の声(下)
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忘却の声(下)

アリス・ラプラント(著者), 玉木亨(訳者)

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忘却の声(下)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2014/06/28
JAN 9784488010249

忘却の声(下)

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みんなの感想まとめ
  • 記憶喪失の真実
  • 認知症と友情
  • 殺人容疑の葛藤
  • 消えゆく思い出
  • 愛の記憶探求
  • 内面的成長の旅
  • 断片的な人生の謎
  • 人間の本質への問い
  • 失われた愛の再生
  • ヒリヒリする感情の深み

記憶の喪失と人間の本質を探求する物語が展開される中、主人公は親友の殺害容疑をかけられながら認知症に苦しむ。彼女の内面的な葛藤や、消えゆく記憶の中での思い出が、断片的な文章によって描かれ、読者はそのヒリヒリとした感覚に引き込まれる。物語は、動機やトリックを超え、最終的に彼女に何が残るのか、そして愛や友情がどのように色あせないのかを問いかける。母の愛が消えないことを示唆しつつ、記憶の濃淡が交錯する中で、主人公の真実に迫る様子は、感情的な深みを与え、心に残る印象を与える。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2019/01/06

実験小説。 主人公は、認知症を患った60歳代の女性。 彼女と長い付き合いのあった隣家の老女が不審な死を遂げ、しかもその遺体からは四本の指が切り取られていた。 優秀な整形外科医であった彼女が隣人の死について重要な何かを知っているのではないかと嫌疑がかけられる。 が、その記憶と認識...

実験小説。 主人公は、認知症を患った60歳代の女性。 彼女と長い付き合いのあった隣家の老女が不審な死を遂げ、しかもその遺体からは四本の指が切り取られていた。 優秀な整形外科医であった彼女が隣人の死について重要な何かを知っているのではないかと嫌疑がかけられる。 が、その記憶と認識は不安定に漂うまま。 小説は、主人公の主観に沿って展開していくが、その認知は比較的明晰なこともあれば、時に我が子を認識できないほど闇に包まれることもある。 時制も遠い過去から現在まで行ったり来たり。 自分も、身内(祖母)が認知症になっているので、この感覚(といっても外からしか見ていないのだが)はよくわかる。 この認識の断片や噛み合ない会話が重ねられていく中で、主人公や周囲の人々の人となり、彼女ら彼らの積み重ねてきた歴史が次第にイメージとして確立していく。 その手法がなかなか見事。 小説が進むに連れて、時制どころか人称すらあやふやになっていく。 ミステリとしての体裁はとっているが、明かされる真相はそれほど意外なものではない。 が、その形式と、形式ゆえに醸し出される作品の印象は、きわめてユニークなものである。

Posted by ブクログ

2014/12/11

 ミステリとしてはともかく、認知症を内側から体験していくというのは、とても怖かった。登場人物誰もが何かしら不幸せで、それぞれ“普通”とは違う部分を持っていて、常に悲しい空気が漂っている感じがした。忘れてしまう怖さと、忘れてしまえる幸せと。明日は我が身か。

Posted by ブクログ

2014/09/28

 叙述トリックというものがある。簡単に説明すると地の文で[嘘]ではないけれど真実ではない言い回しをする書き方を用いたトリックのこと。  これを叙述トリックの本と位置付けていいのか悩む。  主人公はパーキンソン病の患者。書かれているのは彼女の日記と介護者たちの言葉。  主人公は記...

 叙述トリックというものがある。簡単に説明すると地の文で[嘘]ではないけれど真実ではない言い回しをする書き方を用いたトリックのこと。  これを叙述トリックの本と位置付けていいのか悩む。  主人公はパーキンソン病の患者。書かれているのは彼女の日記と介護者たちの言葉。  主人公は記憶を失っているし、物語が進むにつれ、症状は悪化していく。  最初は読み辛いと思うのだけれども、不思議なリズムがあり、軽快に読み進められるのに、さっぱり訳が分からない。  2回読んだけど、また読みたい。

Posted by ブクログ

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