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背信の科学者たち 論文捏造はなぜ繰り返されるのか?
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2014/06/20 |
| JAN | 9784062190954 |
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背信の科学者たち
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商品レビュー
4.4
12件のお客様レビュー
ちょっと前にヘンドリック・シェーンの捏造事件を書いた本が面白く、科学論文捏造の本に興味が出てきたので購入。 1970年代の本なので少し読みにくかったが、事例が多く面白かった。論文捏造を防ぐためにどういった対応が必要であるか(共著者の責任範囲を広げるなど)明確に記しているのが良いと...
ちょっと前にヘンドリック・シェーンの捏造事件を書いた本が面白く、科学論文捏造の本に興味が出てきたので購入。 1970年代の本なので少し読みにくかったが、事例が多く面白かった。論文捏造を防ぐためにどういった対応が必要であるか(共著者の責任範囲を広げるなど)明確に記しているのが良いと思った。
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11月4日新着図書:【一部の科学者が冒してしまう、自らの名誉と職を失いかねない繰り返される不正行為に手を染める事例を通じ科学の本質に迫る問題作。】 タイトル:背信の科学者たち : 論文捏造はなぜ繰り返されるのか? 請求記号:402.8:Br URL:https://mylibra...
11月4日新着図書:【一部の科学者が冒してしまう、自らの名誉と職を失いかねない繰り返される不正行為に手を染める事例を通じ科学の本質に迫る問題作。】 タイトル:背信の科学者たち : 論文捏造はなぜ繰り返されるのか? 請求記号:402.8:Br URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB00275106
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研究不正の例を並べるだけでなく、科学の構造的問題を指摘。それのみならず、根本的な認識問題まで踏み込む。 すなわち、betrayer of the truth とは現実とかけはなれた幻想の科学・科学者観を持つすべての人を指している。科学・科学者に対する認識がそもそも事実と違う。こ...
研究不正の例を並べるだけでなく、科学の構造的問題を指摘。それのみならず、根本的な認識問題まで踏み込む。 すなわち、betrayer of the truth とは現実とかけはなれた幻想の科学・科学者観を持つすべての人を指している。科学・科学者に対する認識がそもそも事実と違う。このことにより、科学内部の欺瞞が真理追究を妨げることを許してしまうし、有効な対策が取れない。 著者はいくつかの処方箋を提示する。雑誌の数を減らして(ひいては研究者の数を減らして)論文の質を高めること、場合によっては教育と研究を分離すること、論文をオーサーシップを明確にすること、など。しかし何より、科学は科学者という普通の人間による所業なのだという認識を持つことが先決であるとも。 この本の視座からすると、ミスコンダクト防止教育(それ自体は大切だが)のプログラムは皮相的だと思った。 原著が書かれたのが1982年なので、今なら再現性を担保する技術的基盤の話があってもいいのかも。
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