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こちらあみ子 ちくま文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2014/06/12 |
JAN | 9784480431820 |
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商品レビュー
3.9
445件のお客様レビュー
3年ぶりに読んだ! 3年前は本を読み出したばっかりで、こんな作品もあるのか…っていう感想だったけど、この数年で300冊くらいの本を読んだ今、この本を読んでも、やっぱりこの作品は独特で新鮮なんだって実感した。あみ子もピクニックも、最初はなんだかちょっとほのぼの?してて、あみ子も七瀬...
3年ぶりに読んだ! 3年前は本を読み出したばっかりで、こんな作品もあるのか…っていう感想だったけど、この数年で300冊くらいの本を読んだ今、この本を読んでも、やっぱりこの作品は独特で新鮮なんだって実感した。あみ子もピクニックも、最初はなんだかちょっとほのぼの?してて、あみ子も七瀬さんも純粋でまっすぐで自由に見える。でも読み進めていくと、あみ子の許容できないはみ出し加減や、七瀬さんへの違和感、そして周りのルミたちの悪意にじわじわじわじわ気づいていって、その日常が何も改善されないまま話がスパって終わる。救われるとか救われないとかじゃなくて、ただ、人間の嫌なところとか、汚いのに汚くないように笑って生きてるところとか、はみ出してる人たちのどうしようもないはみ出し具合を見せつけられて終わる。だからすごく怖い、ざわざわする。救われる話じゃなくて、これどういう状況か分かりますよね?って提示されて、あなたもこういう気持ち分かるんじゃないの?ってなって終わる。あみ子にも七瀬さんにも、その周りの人にも、誰に共感できても正直きつい。 この短編で、ここまで嫌な気持ちにさせる、心をザラザラさせる今村夏子すごいなと思う。 あみ子じゃなくて、のりくんかわいそうだと思ってしまう。のりくんの方に同情してしまう。 ルミたちが必死に七瀬さんのストーリーを考えてる様子は本当にこわい。
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やはり今村夏子さんのこの世界観、大好き。あっという間に読み終えた。 あみ子、 私の中学生時代にも同じような扱いの子がいた事を思い出して。 ただ私はそれを傍観しているだけで、咎める事も何もできなかった、、教師も見て見ぬふりだったし。 今、自分も子供を持ち、あの頃の自分の態度を後...
やはり今村夏子さんのこの世界観、大好き。あっという間に読み終えた。 あみ子、 私の中学生時代にも同じような扱いの子がいた事を思い出して。 ただ私はそれを傍観しているだけで、咎める事も何もできなかった、、教師も見て見ぬふりだったし。 今、自分も子供を持ち、あの頃の自分の態度を後悔している。 今なら発達障害などの理解や対処法も少しは進んでいるのだろうか。 いや、そう期待したい。 ただ、あみ子自身はその特性ゆえに、自由奔放で決して辛さや生き辛さは感じてないだろう。それがせめてもの救い。 物語はここで終わったが、祖母が存命中は良いけれど、その後のあみ子はどうなるのか、、、、心配、、、
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読後心に澱のような何かが残るのだが、それがまだ何なのかがわからないでいる。 あみ子に自分を見出し幸せを願う反面、読み進めていくうちに自分の視点が同級生やあみ子の家族に移っていく。 あみ子はのり君以外の人間を忘れてしまうが、私はあみ子を忘れられないだろう。
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