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男ともだち
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男ともだち

千早茜(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/05/24
JAN 9784163900667

男ともだち

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商品レビュー

3.7

165件のお客様レビュー

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2024/11/24

勧められて読んだが、ウーン…。登場人物たちに、あまり共感できず。雪のチラつく夜に露月さんの店に行ってアキラ君と三人でお酒酌み交わしたいが。

Posted by ブクログ

2024/10/28

最近、皆様のレビューで見かけることが多いと感ずる、千早茜さん。 昨年、「しろがねの葉」で第168回直木三十五賞を受賞したこともあり、著書を1冊手に取ってみました。 著者、千早茜さん、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 千早 茜(ちはや あかね、19...

最近、皆様のレビューで見かけることが多いと感ずる、千早茜さん。 昨年、「しろがねの葉」で第168回直木三十五賞を受賞したこともあり、著書を1冊手に取ってみました。 著者、千早茜さん、ウィキペディアによると、次のような方です。 ---引用開始 千早 茜(ちはや あかね、1979年8月2日 ‐ )は、日本の小説家。北海道江別市出身。立命館大学文学部人文総合インスティテュート卒業。 ---引用終了 で、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 関係のさめた恋人と同棲しながら、遊び人の医者と時々逢いびき。仕事は順調なのに、本当に描きたかったことを見失っているー京都在住イラストレーター神名葵29歳の熱くてダークな疾走する日常。千早茜、待望の長編小説。 ---引用終了

Posted by ブクログ

2024/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あっというまに読み終わりました。 主人公は29歳・神名葵。神名という呼び名で出てくる。 同棲している恋人と、セフレの愛人と、男ともだち。 男ともだちのハヤオは、大学のときの数年上の先輩なんだけれど、正直女にも社会的にもだらしない感じの人柄で。神名が卒業する日を最後に会っていなかったのだけれど急に連絡が来る、という、これまた自分に都合のいいことを言ってくるなー、と思いながら読んでいた。 神名にとってハヤオはなんなのか、 って決まってはいないんじゃないかな、と思った。 結局どういう関係にするかを決めているのは本人たちで、 男ともだち、っていうのはずるいのか、という話も出てきたけれど、 そう言葉にすることで、関係を気づいていくものな気がしてきた。 言葉にして、共通認識にして、それを保つ。 途中、同居人と同棲を解消することになるんだけれど、 それもこれまでのそれぞれがその時に変わったわけではなく、 解消することによって関係が終わった。 それぞれの人間は今まで通り、そこにあって、 でも関係が変わった。思いを外に出すことで。相手に別れた、やめた、という言葉をもって認識されることで。 男ともだち、っていう、一般的に概念が不安定な関係を肯定する、維持するのは、またお互いの支え合いがあってなところもありそうで、 実は夫婦も恋人関係も、そんな繊細な意識が重要だったりするのではと思ったりもしました。 男女の友情は普通にある気もするけれど、 その距離感の分布がやっぱ同性とは違うような気がする。 同性以上の信頼が必要な男女の友情。だから尊く見えたりするのかな。

Posted by ブクログ