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中国の歴史認識はどう作られたのか
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中国の歴史認識はどう作られたのか

ワン・ジョン(著者), 伊藤真(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東洋経済新報社
発売年月日 2014/05/17
JAN 9784492212165

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商品レビュー

4.1

8件のお客様レビュー

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2018/10/28

【由来】 ・ 【期待したもの】 ・ ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】

Posted by ブクログ

2014/12/16

中国共産党の公式党文書、江沢民・胡錦濤らの演説などを豊富に参照し、中国の恥辱の過去100年(アヘン戦争から第2次大戦まで)史からの復興の指導的立場に立つのが党であることを強調し、「愛国」党へ変身したことを説得力に溢れ論証。「勿忘国恥」がキーワード。今やプロレタリア代表ではなく、国...

中国共産党の公式党文書、江沢民・胡錦濤らの演説などを豊富に参照し、中国の恥辱の過去100年(アヘン戦争から第2次大戦まで)史からの復興の指導的立場に立つのが党であることを強調し、「愛国」党へ変身したことを説得力に溢れ論証。「勿忘国恥」がキーワード。今やプロレタリア代表ではなく、国民の利益を代表するとの表現が随所に溢れる。事実上、資本主義化した中国社会を統一して行くために、今や毛沢東の功績を、「共産国家設立」ではなく、「統一と誇りの回復」に絞るのは、考えれば必然の流れかもしれない。2008年は北京五輪だけではなく、同年5月の四川震災対策が大きな意味があり、古代より大災害に繰り返し襲われ、統一王朝の力が試されてきた。それ故に震災と当日にすでに温家宝首相が四川入りしたこの行動の早さ!。素晴らしいが唯一党の正当性、存在意義が問われた場面だった!心の傷を負った忘れがたい国民的体験は政府が利用するまでもなく、ストーリーとして国民に染みついているものだろうと思う。20世紀初頭に当時随一のインテリ梁啓超が「中日戦争が4000年の長き夢からわが国を目覚めさせた」と語ったとは意味深い。五輪で中国が金メダルだけを評価するということも「東亜の病夫」との侮蔑の言葉への反動から来ているということも面白い。このような中国の誇りを傷つけることが、日本にとって如何にマイナスかを知る必要性が高い。靖国は過去ではなく、現在の中国の威信問題なのだ。「黒い記念日」は、いかにも中国らしい。1999年のベオグラード大使館の誤爆事件の際の、政治局常務委員7名の意見が紹介されていることは実に興味深い。米国の陰謀を主張する指導者たちの強い声に根の深さ、危険性を感じる。

Posted by ブクログ

2014/10/24

中国系米国在住の国際政治学者が、なぜ「日本」は「中国」から憎まれるのか、中国人は歴史をどのように認識してきたかということについて分析する。 歴史認識、歴史的記憶と史実(実際に起こったこと)は、必ずしも同一ではないということを理解する必要がある。 為政者は、国民を意のままに動かす...

中国系米国在住の国際政治学者が、なぜ「日本」は「中国」から憎まれるのか、中国人は歴史をどのように認識してきたかということについて分析する。 歴史認識、歴史的記憶と史実(実際に起こったこと)は、必ずしも同一ではないということを理解する必要がある。 為政者は、国民を意のままに動かす手段として、歴史的認識を利用する。歴史的認識では歴史的事実は取捨選択され、方向付けられている。不都合な史実は削除あるいは無視され、場合によっては都合のよい歴史が作られる。 歴史的認識は、為政者が目指すべきゴールを示す道しるべとなりうる。 そして、紛争などの障害は、国が結束するための拠り所を与える。さらに、その集団に深く根付いた観念や、信念となりうる。 また、歴史的記憶は、人間が持って生まれたものではなく、意思を持って忠実に教え込まれていく。 たとえば、イスラム圏で起こっている民族対立など、丹念に教え込まれた教義によって、憎悪が増幅されていく。 これらの前提を理解したうえで、アヘン戦争以後、中国ではどのような史実があり、そして、どのように歴史認識が作られていったか、そして現在の中国の歴史観があるかということについて分析している。 中国の実例についての研究であり、非常に具体的で理解しやすいのと同時に、同じ考え方を隣国、その他の国に準用することによって、彼らの考え方を理解するヒントになると思う。 隣国が、自国経済崩壊局面にあって、自国民を結束させる手段として作り上げ騒ぎ立てる彼らの歴史認識について、それは国内的なものだと理解していらばよいが、国際社会の中で捏造した歴史を押し付けようとするときは、毅然とした対応を取るべきだと思う。

Posted by ブクログ

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