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チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図βvol.4-1
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チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図βvol.4-1

東浩紀(編者)

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チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド 思想地図βvol.4-1

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ゲンロン
発売年月日 2013/07/10
JAN 9784907188016

チェルノブイリ・ダークツーリズム・ガイド

¥220

商品レビュー

4.2

30件のお客様レビュー

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2022/03/09

私達は、もっと向き合わなくてはならなかった。現地の「観光」レポートの他、ウクライナの方々へのインタビューは必読。

Posted by ブクログ

2016/02/21

1986年に大事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所が観光地となっている。「ゾーン」と呼ばれる立ち入り制限区域にガイド付きで入ることができるのだ。本書は、その観光ツアーに参加し、そこに関わる人々へのインタビューを編纂したものである。過去の負の遺産となった場所を巡ることは一般に「...

1986年に大事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所が観光地となっている。「ゾーン」と呼ばれる立ち入り制限区域にガイド付きで入ることができるのだ。本書は、その観光ツアーに参加し、そこに関わる人々へのインタビューを編纂したものである。過去の負の遺産となった場所を巡ることは一般に「ダークツーリズム」と呼ばれる。チェルノブイリ観光もそのひとつだ。そうとは意識していなかったが、広島平和祈念館やアウシュビッツ収容所などもダークツーリズムの範疇に入る。本書ではチェルノブイリ原子力発電所だけでなく、事故について展示するキエフの博物館や、チェルノブイリを舞台にしたゲーム「STALKER」、プリピャチ市の元住民らのためのサイト、などが合わせて紹介される。 この雑誌の編集者は、現代思想の東裕紀、福島大学の社会学者の開沼博、Webジャーナリストの津田大介、写真家の新津保建秀、などである。本書の背景として、福島第一原子力発電所の今後への彼らの問題意識と「観光地化」への構想がある。 チェルノブイリ原子力発電所の件で驚いたのは、まだその施設が送配電施設としてだが現役であること、さらに発電所内でまだ働いている人がいることだ。訪問者は、発電所の中に入って見学までさせてもらうことができる。本書に参加する人々は、観光地化により正確な情報が流通することについて価値を見出している。また過去の風化へ対抗する手段としてもその有効性を見出している。 すでに刊行されているが、この次の号にて福島第一原発観光地化計画を取り上げている。また、25年後の「フクシマ」を考えるとして、プロジェクトを発足させている。プロジェクトのサイトはこちら→ http://ch.nicovideo.jp/fukuichikankoproject/。 チェルノブイリツアーはその後東氏のゲンロン社が募集催行している模様 → http://school.genron.co.jp/chernobyl/。6泊7日のツアーとして訪問先もまとめられていて、本書の内容とも当然ある程度合致していて参考になる。 この後、長きにわたってフクシマがどのように変わっていくのか。彼らの行動はどういう影響を与えるのだろうか。福島第一原発観光化計画も読んでみたい。(Kindle Primeだと無料のようだし) なお巻末に関連書籍や関連サイトがまとめられている。本書刊行後にノーベル賞を受けることになるスベトラーナ・アレクシェービッチの『チェルノブイリの祈り』も参考書籍として紹介されている。 『チェルノブイリの祈り――未来の物語』のレビュー http://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4006032250

Posted by ブクログ

2015/12/31

日本にはなかなかできない発想。日本の報道は自主規制が多すぎて、本来の役割を果たしていないことに起因する。いつになったら日本は変わるのだろう。起こった事象に対して客観視するのではなく、主観的な対応を国民がとってしまうことも心配。

Posted by ブクログ