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人月の神話 新装版
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人月の神話 新装版

フレデリック・フィリップス・ブルックス(著者), 滝沢徹(訳者), 牧野祐子(訳者), 富澤昇(訳者)

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人月の神話 新装版

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 丸善出版
発売年月日 2014/04/23
JAN 9784621066089

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商品レビュー

3.7

32件のお客様レビュー

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2025/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1.イシュー型の本 「人と月は交換不可能」という一点を徹底して掘り下げる本だった。これは現場で常に痛感するテーマであり、ただの経験則ではなく体系立てて論じられていることで納得感があった。(けど、全部読まなくても結論はわかる) 2.再教育コストの重さ この本でも言及されていた“再教育コスト”の視点は、現場でも痛感している。私が携わってきたプロジェクトでも、システムの要件が複雑で、正確にシステム化するには深い理解が必要だった。期限が迫るなか追加要員を調達しても、システム理解が追いつかず、結局戦力にならないどころか足を引っ張ることすらある。 「どのような要員なら戦力になるのか」を、マネージャークラスはもっと真剣に考えてほしいと何度も思った。 3.解決策のなさ 結局のところ、問題が明確にされても抜本的な解決策は提示されない。だからこそ“神話”として繰り返されるのだろう。むしろプロジェクトの意思決定層にこの本を読ませること自体が、唯一の解決策かもしれない。 結局、私たちは“銀の弾”を探しながら、“タールの沼”に沈み、“バベルの塔”を建てようとしているのだ。

Posted by ブクログ

2025/04/01

システム開発に関する古典。 システム開発の見積もりを、人月を使って計算することに警鐘をならす記述が有名だが、それ以外にもウォーターフォールに対する早く失敗する手法の提案(現代のアジャイルに通ずる)だってり、失敗する組織に共通する点はコミュニケーション不足であることを指摘したり、5...

システム開発に関する古典。 システム開発の見積もりを、人月を使って計算することに警鐘をならす記述が有名だが、それ以外にもウォーターフォールに対する早く失敗する手法の提案(現代のアジャイルに通ずる)だってり、失敗する組織に共通する点はコミュニケーション不足であることを指摘したり、50〜60年前から人は同じような悩みと向き合ってきたのだと感じた。

Posted by ブクログ

2025/03/24

図書館で借りた。 コンピュータサイエンスの、ソフトウェア工学あたりでは有名な名著だ。人月とは「ひと月あたり、技術者1人働いた分の開発量」を表す単位で、業界では古くから「○○人月の開発量」と言ったりして使われてきた。なので、一昔前の経営者は「じゃあ、人を増やせば早く完成するんだな?...

図書館で借りた。 コンピュータサイエンスの、ソフトウェア工学あたりでは有名な名著だ。人月とは「ひと月あたり、技術者1人働いた分の開発量」を表す単位で、業界では古くから「○○人月の開発量」と言ったりして使われてきた。なので、一昔前の経営者は「じゃあ、人を増やせば早く完成するんだな?」と言ってきた。本書は、それに対する「そんな単純じゃないんですよ」をより噛み砕き、解説された本だ。 洋書あるなるなテイストで、どこか物語調と言うか、読み進めないと全体像が掴めない印象がある。いっぱしの技術者なら読み慣れていると思うし、私自身「あぁ、またこのテイストね」と感じるが、ど~も慣れないのが個人的な感想だ。なので、名著と呼ばれているほど興味深くは読み進められなかったかな。 とはいえ、言わずもがな名著だし、私自身所属する企業でも未だに「~人月だから、人を増やせばxヶ月で終わるはずだ」なんて議論が管理職間で言われていて、「んなわけねぇだろ」と内心ツッコんでいる日々だ。内容自体は広くエンジニアに関わらず多くの人が知るべき内容だし、お勧めしたい本だ。

Posted by ブクログ