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服用禁止 ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ
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服用禁止 ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ

アントニー・バークリー(著者), 白須清美(訳者), 森英俊

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服用禁止 ヴィンテージ・ミステリ・シリーズ

定価 ¥2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2014/03/29
JAN 9784562050574

服用禁止

¥2,475

商品レビュー

3

9件のお客様レビュー

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2024/11/06

普通の推理小説を期待して読んではいけない。 一筋縄ではいかないバークリーを楽しむ本。 予定調和をことごとく壊していくアンチ・ミステリー。ラストもいかにもバークリー。 シェリンガムのような探偵は出てこないし、ユーモアもない。 解決編の前に〈読者への挑戦〉がある、バークリーには珍...

普通の推理小説を期待して読んではいけない。 一筋縄ではいかないバークリーを楽しむ本。 予定調和をことごとく壊していくアンチ・ミステリー。ラストもいかにもバークリー。 シェリンガムのような探偵は出てこないし、ユーモアもない。 解決編の前に〈読者への挑戦〉がある、バークリーには珍しい作品。 各章の「最後の1行」に驚きの事実が毎回発覚するので「えーっ!?( ゚д゚ )」となり、その先が気になってどんどん読んでしまう。 【わたしの仲間たちの中心的存在ともいえた友人が死んだ。病死なのか、それとも事故か殺人か…】 果樹栽培者の「わたし」が語り手となって謎を解いていく。 ただの近所の人なので、名探偵にありがちな鼻につくようなセリフもない。 いかにも名探偵を皮肉っていてバークリーらしい(^.^) 解説には、バークリーがマルチな才能の持ち主だったために、 「ときには鼻持ちならない行動につながり、常識人のクリスチアナ・ブランドあたりからは蛇蝎のごとく嫌われていたようだ」 と書かれていた。 バークリーはエピソードも毎回面白い(*^^*)

Posted by ブクログ

2018/06/30

毒殺物は地味になりやすいと思っていたが、本作は事件周辺の掘り下げが深く、複雑な関係性と皮肉のきいた描写を楽しめました。 また事件なのか、事故なのか。ストーリーを進んでいくにあたって新事実が浮かび上がる中、人間関係も変化し、事件前と後とでは全く違う模様が描かれています。苦みの強い作...

毒殺物は地味になりやすいと思っていたが、本作は事件周辺の掘り下げが深く、複雑な関係性と皮肉のきいた描写を楽しめました。 また事件なのか、事故なのか。ストーリーを進んでいくにあたって新事実が浮かび上がる中、人間関係も変化し、事件前と後とでは全く違う模様が描かれています。苦みの強い作品ですが、なんとも癖になります。

Posted by ブクログ

2018/05/26

派手な展開がないので、何度も眠くなった… でも最後まで読み、こういう終わり方もあるんだなーとしみじみした。 あまり古さを感じさせない、イギリスっぽいミステリーでした。

Posted by ブクログ

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